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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

精選された情報満載読者各位にとって欠かすことができない情報をタイムリーに提供. 「生殖おもしろ話」・「外界事情」・「青い血のカルテ」・「産婦人科診療 私のコツ」など連載も充実.

抜群の読みやすさオール2色刷り.一目でキーポイントがわかるレイアウト.

充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2016年 Vol.83 No.4 2016-03-18

中高年女性に多くみられる症候とその対策

定価:本体2,700円+税

冊 

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掲載論文

企画 若槻明彦

1.ほてり /西尾永司
2.うつ /塩田敦子
3.不眠症と睡眠時無呼吸症候群 /塩見利明・他
4.頭痛 /柴田 護
5.めまい /安井敏之・他
6.肩こり /渡邉和之・他
7.倦怠感 /牧田和也
8.尿漏れ /鍬田知子・他
9.物忘れ /亀山祐美・他
10.腰痛 /岩本 潤
11.性器出血 /小川真里子・他
12.性交痛 /寺内公一

連載
若手の最新研究紹介コーナー
 n vivo蛍光イメージングを利用したHPV感染細胞可視化の試み /品川明子

Essay外界事情 
米国でのHPVワクチン使用状況 /矢沢珪二郎
Essay青い血のカルテ 
シュヴァイツァーとオルガン /早川 智

症例
妊娠合併肺癌の1例 /杉野健太郎・他
羊水過多を呈した妊婦に対し,問診を契機に筋強直性ジストロフィーと診断しえた2症例  /坂野陽通・他
パクリタキセル,カルボプラチン療法が奏効したIV期卵巣癌肉腫の1例 /成松昭夫

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ねらい

 卵巣機能は40歳を超えるころから低下しはじめ,50歳過ぎに閉経を迎える.女性の場合,この時期に一致して多彩な症状を自覚するようになる.更年期障害の症状にはエストロゲン低下に起因して出現する自律神経失調症状や精神的症状のみならず,他の症状が複雑に混在するため,不定愁訴とよばれることが多い.
 血管運動神経症状として,ほてりや発汗などを呈する症例は比較的容易に更年期障害と診断できるが,それ以外の症状からは他の疾患との鑑別はきわめて困難である.一方,中高年女性に多い症候として,うつ,不眠,頭痛,めまい,肩こり,倦怠感,尿漏れ,物忘れ,腰痛,性器出血,性交痛などがあるが,症状は単一ではなく重複することが多い.これらを主訴に来院すると,年齢と症状のみから容易に更年期障害と診断し治療されている症例も少なくない.しかしこの場合,基礎疾患が存在することもあり,症状のみから診断することは危険で,適切な検査が必要である.たとえば,抑うつ症状の場合には精神科的疾患との鑑別が必要なこともあり,場合によっては共診することもある.また,不眠,頭痛,めまい,肩こり,倦怠感,腰痛は内科的疾患の除外が必要となり,尿漏れは臓器脱の診察が,物忘れはアルツハイマーとの鑑別が重要である.また性器出血も頻度が高く,まずは悪性疾患を否定し,エストロゲン低下に起因した萎縮性腟炎の有無を確認する必要がある.この場合,性交痛も伴うこともある.
 本特集では,中高年女性に頻度の多いほてり,うつ,不眠,頭痛,めまい,肩こり,倦怠感,尿漏れ,物忘れ,腰痛,性交痛,性器出血を主訴に来院した場合の適切な診断および管理方法について概説いただいた.現在,日本政府は女性の就労支援に力を注いでいる.中高年女性に多い不定愁訴は女性の就業に障害を与えていると推測される.本特集が外来診療で役立ち,女性のQOL向上と就労支援につながることを期待したい.
(愛知医科大学産婦人科学講座 若槻明彦)

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2017年 Vol.84
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No.9 特集/今日からできる 最新の産婦人科ケア
No.8 特集/女性の将来の健康のために
―疾患・病態相互の関連における新しい知見
No.7 特集/産婦人科領域における難病を考える
―新たに成立した難病法の視点から
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No.7 特集/多囊胞性卵巣症候群(PCOS) Up to Date
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No.4 特集/女性と感染症Up to Date
No.3 特集/幹細胞と生殖医学
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2013年 Vol.80
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