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小児科診療

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2014年 Vol.77 No.4 2014-03-12

感染症ケースカンファレンス

定価:本体2,600円+税

冊 

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掲載論文

序 文  /石和田稔彦
 
Ⅰ 初級編
発熱と腹痛を主訴とした4歳男児  /藤田真祐子・他
発熱,嘔吐,不機嫌を主訴とした4か月女児  /庄司康寛・他
発熱と活気不良を主訴とした11か月男児  /相澤悠太・他
左鼠径部の疼痛を主訴とした8歳女子  /廣瀧慎太郎・他
胃腸炎症状後にけいれん, 意識障害を呈した10か月女児  /名和智裕・他
「肛門からのひも状構造物排泄」を主訴とした12歳女子  /田中孝明・他

Ⅱ 中級編
発熱,意識障害で入院した1歳女児  /星野 直
発熱,下痢,せん妄を主訴とした5歳男児  /大日方 薫
咳嗽と鼻汁で来院し,急激な呼吸不全を呈した新生児  /齋藤昭彦
活気不良と無呼吸発作を呈した3か月女児  /北村 怜・他
発熱と皮疹,多発性骨病変を認めた1歳女児  /大日方 薫
発熱,顔面蒼白,歩行困難を呈した11歳女子  /要藤裕孝
 
Ⅲ 上級編
発熱と意識障害を主訴とした7歳男子  /石和田稔彦
発熱,呼吸苦を呈した生体肝移植後の1歳6か月男児  /手塚宜行・他
頭痛を主訴とした11歳男子  /新庄正宜
長引く嗄声,吸気性喘鳴を主訴とした1歳女児  /星野 直
敗血症,腹部膨満をきたした1か月男児  /手塚宜行・他
肝腫瘤性病変を主訴とした13歳女子  /朽方豊夢

論 説
 ツァラトゥストラはかく語りき  /斎藤博久

症例報告 
 眼筋麻痺性片頭痛の初回発作と診断した4歳男児  /井上なつみ・他

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ねらい

石和田稔彦 千葉大学医学部附属病院感染症管理治療部

 感染症は小児科医がもっとも多く遭遇する分野である.感染症には古くから知られている微生物もあれば,新しく見つかって問題になっている微生物もある.また,ワクチンの導入により変化が認められるようになった微生物もある.感染症は宿主(ヒト)と微生物の相互関係によって成り立つものであり,ヒト側に基礎疾患があると同じ感染症であっても様相が変ってくる.感染症の教科書や参考書は数多く出版されているが,そこで扱われる内容はおもに,基礎疾患のない小児が罹患した場合の典型的な症状と所見に基づいた診断法,治療法についてである.すべての感染症が教科書に書かれているような典型的な病像を呈してわれわれの前に現れてくれればよいのであるが,実際にはなかなかそういうわけにはいかない.これが,感染症のむずかしいところであり,おもしろいところでもある.
 本特集は,小児感染症を専門とする先生方のご協力を得て,これまで経験された症例の中から「これはおもしろい」「これは勉強になる」という症例をご呈示いただき集めた症例集である.内容は,年齢と主訴にはじまり,経過を示しながら途中にQ&Aをはさみ,最終診断に至る過程と疾患の解説,Take Home Messageで構成されている.掲載されている18症例は個々に大変勉強になる症例であり,原因となる微生物もウイルス,細菌のみならず,バラエティに富んだものとなっている.編者の独断により,各病原微生物の発症頻度を考慮し,初級,中級,上級,各6症例ずつに分類してみたが,その内容はどれも一筋縄では最終診断に至らない症例ばかりである.また,本書を通読していただければ,各感染症における最新の診断,治療,予防法についても学ぶことができるであろう.したがって,初級からはじめられてもよいし,上級からチャレンジしていただいても構わない.研修医の先生方と楽しみながら,カンファレンス形式で答えを推測しながら勉強されることを期待している.本書を通して小児感染症の新しい魅力を感じていただけるのではないかと考える.
 最後に,お忙しいなか貴重な症例を数多く呈示していただいた著者の皆様に心から感謝申し上げます.

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