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診断と治療社 | 雑誌詳細:小児科診療

小児科診療

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連載「Photo Quiz」ではビジュアルに画像診断のポイントを解説.

2015年 Vol.78 No.4 2015-03-12

日常診療で役立つ小児整形外科の知識

定価:本体2,600円+税

冊 

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掲載論文

序 文  /芳賀信彦
 
Ⅰ 小児科でよくみる疾患
小児の骨折  /滝川一晴
骨関節感染症  /西須 孝
骨・軟部腫瘍  /高橋 満
骨端症  /星野裕信
スポーツ障害  /鳥居 俊

Ⅱ 上肢の疾患
分娩麻痺  /川端秀彦
強剛母指  /関 敦仁

Ⅲ 下肢の疾患
発育性股関節形成不全(DDH)  /服部 義
ペルテス病  /金 郁喆
大腿骨頭すべり症  /二見 徹
O脚・X脚  /稲葉 裕・他
先天性内反足  /北  純
外反扁平足  /和田郁雄

Ⅳ 体幹の疾患
斜 頸  /平良勝章・他
特発性側彎症  /岡田英次朗・他
症候性側彎症  /柳田晴久

論 説
思い出の手紙  /石和田稔彦

症例報告
運動過多と食事制限による無月経・低身長の14歳女児の1例  /樋口洋介・他

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ねらい

芳賀信彦  /‌東京大学大学院医学系研究科外科学専攻感覚・運動機能医学講座リハビリテーション医学分野

 整形外科は英語でorthopedicsといいます.orthoはまっすぐにする,矯正する,という意味で,pedisはpediatricsと同じ語源です.つまり元々整形外科は,小児の変形を矯正する医学の一分野として始まりました.これを命名し,1741年に「L’orthopédie」という本を執筆したフランスのNicolas Andryも内科・小児科医であったようで,この本の副題には,「L’orthopédie すなわち小児の身体の変形を予防し,かつ矯正する術」と書かれています.
 しかし今日,近年の急速な少子高齢化の流れに伴い,整形外科医の主たる診療対象は高齢者にシフトしています.小児整形外科は整形外科の中で特殊な領域になりつつあり,先天性内反足や発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)の診療経験がない若手整形外科医も珍しくありません.一方,これらの疾患の頻度自体が減少傾向にあるため,小児科医がその診断にかかわる機会も減っていると考えられます.ところが,小児整形外科疾患の多くは,適切な時期に適切な治療を行わないと,生命予後には影響しないものの,機能的な予後に影響し,健全な日常生活を送ることができなくなることもあります.中には機能障害が10年以上経ってから現れる場合もあります.このような事態を少しでも減らすためには,整形外科医と小児科医が知識と経験を共有する必要があります.小児整形外科疾患の診断・治療技術は確実に進歩しており,up-to-dateな知識は,患児が最初に訪れる可能性のある小児科医にとっても有用と考えられます.
 本特集では,小児科医が,新生児期管理,外来診療,乳幼児健診等で診断・スクリーニングにかかわる可能性が高く,しかも罹病率が比較的高いか,あるいは罹病率が低くても診断や治療の遅れが後遺障害につながりやすい疾患を中心に選定し,わが国の小児整形外科のリーダー的立場にいる先生方に執筆していただきました.乳幼児などの健診や,小児科を受診した際のスクリーニング・発見のポイントにできるだけ触れること,またできるだけ実際の症例を入れて記述していただくこと,をお願いしましたので,具体的でわかりやすい内容になっています.ぜひ,症例の写真やX線を見ながら,内容の詰まった本文を読んでいただきたいと思います.

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2017年 Vol.80
No.12 特集/アレルギー疾患FAQ最新号
No.11 特集/特大号/小児科エコー活用術
No.10 特集/日常生活にひそむ小児血液・腫瘍性疾患
No.9 特集/症例から学ぶ感染症診療のコツ
No.8 特集/新しいガイドラインに基づいた最新の夜尿症診療
No.7 特集/新・発達障害支援~小児科医へのメッセージ
No.6 特集/そうだったのか! 今すぐ役立つ小児内分泌のコツ
No.5 特集/研修医が知っておくべき境界領域疾患
No.増刊号 特集/小児科ケースカンファレンス
No.4 特集/今ここでステロイドを再考する
-common diseaseから専門領域まで-
No.3 特集/乳幼児期発症神経疾患のファーストタッチから専門診療へ
No.2 特集/抗菌薬療法UP-TO-DATE
No.1 特集/小児循環器のファーストタッチから専門診療へ
2016年 Vol.79
No.12 特集/先天異常症候群の新しい展開
No.11 特集/特大号/学校保健パーフェクトガイド
No.10 特集/日本発アレルギー研究最新情報
No.9 特集/ベテラン小児科医が伝授する入院管理・診療のコツ
No.8 特集/小児救急で求められる単純X線写真
No.7 特集/小児循環器治療の最前線-クスリとデバイス
No.6 特集/先天代謝異常症-エキスパートによる最新情報-
No.増刊号 特集/小児の症候群
No.5 特集/研修医のための乳幼児健診のすすめ
No.4 特集/これからどうなる!? 日本の予防接種
No.3 特集/症例から学ぶ小児心身症
No.2 特集/小児在宅医療のエッセンス
-必要な知識・技術から緩和ケアまで-
No.1 特集/子どもの外傷~小児科医でもできること,
小児科医だからこそできること~
2015年 Vol.78
No.12 特集/小児血液・腫瘍性疾患の診断と治療のトピックス
No.11 特集/特大号/見てわかる小児の皮膚疾患
No.10 特集/より良いプライマリ・ケアのための最新「かぜ」情報
No.9 特集/実地臨床に役立つ食物アレルギーの最新情報
No.8 特集/小児リウマチ性疾患の最新治療
No.7 特集/小児呼吸器疾患をあなどるな!
No.6 特集/小児の輸液・栄養管理の基礎と実践
No.5 特集/よくわかる 小児感染症の基礎知識
No.増刊号 特集/疾患からみる画像診断の進め方・読み方
No.4 特集/日常診療で役立つ小児整形外科の知識
No.3 特集/症例から学ぶ川崎病の診断・治療・管理のエッセンス
No.2 特集/けいれん性疾患の最新の治療
No.1 特集/新生児室のルーチンとトピックス
2014年 Vol.77
No.12 特集/発達障害の臨床-子どもの心の診療として
No.11 特集/特大号/保護者への説明マニュアル
No.10 特集/アレルギー疾患におけるアレルゲン再考
No.9 特集/知っておきたい小児保健のエッセンス
No.8 特集/日常診療に活かす小児の漢方
No.7 特集/小児科医の疑問に答える-耳鼻咽喉科の知識
No.6 特集/日常診療で遭遇する小児腎泌尿器疾患とトピックス
No.5 特集/若手小児科医のための臨床研究入門
No.増刊号 特集/小児の治療指針
No.4 特集/感染症ケースカンファレンス
No.3 特集/一般小児科医のための新生児対応パーフェクトガイド
No.2 特集/ベテラン小児科医が伝授する外来診療のコツ
No.1 特集/災害医学とpreparedness-子どもたちを護るために
2013年 Vol.76
No.11 特集/特大号/わかる心電図-病態に迫る判読のコツ
No.増刊号 特集/理解して出そう小児の検査―オーダー・手技・解釈
2012年 Vol.75
No.増刊号 特集/小児の診療手技100
2011年 Vol.74
No.増刊号 特集/子どもの臨床検査―症候から診断・治療へ
2008年 Vol.71
No.増刊号 特集/増刊号/目で見る最新の超音波診断
2007年 Vol.70
No.増刊号 特集/増刊号/症候からみた小児の診断学