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診断と治療社 | 雑誌詳細:小児科診療

小児科診療

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2018年 Vol.81 No.10 2018-09-12

生活習慣病と子ども−DOHaDと健康のカギ

定価:本体2,700円+税

冊 

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掲載論文

序 文  /山城雄一郎

Ⅰ.DOHaDの基礎
DOHaDの概念  /山城雄一郎
エピジェネティクス  /河合智子・他
エピデミックス  /舟橋伸昭・他
動物実験から  /中村彰男・他
SGA・早産の影響:在胎週数が臍帯血中アミノ酸濃度に与える影響および母体と胎児の関連  /寺田有美子・他
周産期ストレスと脳腸相関  /須藤信行
新生児,乳幼児の腸内細菌叢  /山城雄一郎

Ⅱ.DOHaDの疫学
妊婦の栄養状態:胎生期の低ビタミンD環境と出生後の身体発育(胎児プログラミング)  /福岡秀興・他
出生コホート研究  /佐田文宏
沖縄県の過去と現状  /安次嶺 馨

Ⅲ.DOHaDと発育
胎生期:わが国における妊婦管理外における介入の現状と今後の課題  /伊東宏晃
新生児期  /鈴木啓二
幼児期:アディポシティリバウンドと生活習慣病のリスク  /有阪 治

Ⅳ.DOHaDと疾患
心血管疾患  /有馬勇一郎・他
腎疾患  /辻 章志・他
肥満,2型糖尿病  /鈴木悠貴・他
アレルギー疾患  /金高有里・他
精神神経疾患の発症メカニズム:特に自閉スペクトラム症について  /土屋賢治

症例報告
2011/12年に経験した季節性A/H3N2型ウイルスによるインフルエンザ肺炎の3小児例  /前田明彦・他
長期留置型中心静脈カテーテル感染症に関連した腎炎の6歳女児例  /古賀沙織・他
ステロイドパルス療法後シクロスポリン投与が有効であった特発性(免疫性)血小板減少性紫斑病(ITP)の
 15歳女子例  /柳下友映・他

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ねらい

山城雄一郎  /順天堂大学医学部大学院プロバイオティクス研究講座

 DOHaD(Developmental Origins of Health and Disease)は,David Barkerらが提唱した成人病の胎児期発症説に始まり,その後の有力なエビデンスに伴う修正が加えられて,現時点で簡単にその概念を述べると,“生命誕生前後から成長の早期過程は,その後の健康と疾病発症リスクに影響する”と解釈することができ,21世紀に入り急速に浸透しつつある新しい学術論である.とはいえ,産科医や小児科医の中で,DOHaDを理解している医師は残念ながら多くない.
 このような現況から,当誌の編集委員の先生方が現状打開を目指し,筆者に企画案の打診をいただいた.筆者は願ってもないご提案と即座にお受けした次第である.その背景の1つとして,第7回日本DOHaD学会,学術集会を筆者が,2018年(平成30年)8月17~18日に東京で会長として主催することがあった.DOHaDの理解とその普及・促進にDOHaD特集の学術誌が発行されれば,その果たす役割がきわめて大きいことは言うに及ばないと考えたのである.DOHaD学術集会の開催にあたり,プログラムの作成上,教育講演やシンポジウムの演者を選出しお願いするため,DOHaD学会員の中で活発に研究され,かつ指導的立場におられる先生方のリストアップはある程度できていて,手許にあったことも,当特集を企画するうえで幸いした.執筆者への執筆依頼項目作成には,当誌編集員の先生方のご協力を得て18項目に及ぶ,動物実験を含む基礎研究から疫学,出生児の発育,そして生涯にわたる疾病リスクの論文が,その領域で日本を代表する先生方にお願いすることができた.
 筆者は企画担当者の1人としてすべての玉稿に目を通させていただいたが,“素晴らしい”の一語につきる内容である.これからDOHaDを学ぶ,あるいは理解を深めたいという向学の士には,絶好の参考書になると考える.また,DOHaDの最近の研究の動向を知って,ご自分の研究や臨床に役立てたいと考えておられるDOHaD会員の方にもお役に立てると信じている.
 改めて,執筆者の先生方,当誌の編集委員の先生方,そして当特集の企画,発行を快諾,実行していただいた診断と治療社「小児科診療」誌の編集担当の方々へ謝意を表します.

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2019年 Vol.82
No.1 特集/小児呼吸器疾患のファーストタッチから専門診療へ最新号
2018年 Vol.81
No.12 特集/難しくない 小児腎領域の難病診療
No.11 特集/今さら聞けない? 小児救急の総復習
No.10 特集/生活習慣病と子ども−DOHaDと健康のカギ
No.9 特集/小児感染症の専門医を目指そう!
No.8 特集/小児の中枢神経画像update
No.7 特集/おさえたい診療ガイドラインのツボ
No.6 特集/日常診療にひそむ小児リウマチ性疾患
No.5 特集/研修医必携!これだけは知ってほしい薬の使
No.増刊号 特集/小児の治療指針
No.4 特集/注目すべき国際感染症
No.3 特集/退院から生後1か月までの保護者の不安に
No.2 特集/実践!小児漢方 はじめの一手,次の一手
No.1 特集/ここまできた小児神経・筋疾患の診断・治療
2017年 Vol.80
No.12 特集/アレルギー疾患FAQ
No.11 特集/小児科エコー活用術
No.10 特集/日常生活にひそむ小児血液,腫瘍性疾患
No.9 特集/症例から学ぶ感染症診療のコツ
No.8 特集/新しいガイドラインに基づいた最新の夜尿症
No.7 特集/新・発達障害支援〜小児科医へのメッセージ
No.6 特集/そうだったのか!今すぐ役立つ小児内分泌の
No.5 特集/研修医が知っておくべき境界領域疾患
No.増刊号 特集/小児科ケースカンファレンス
No.4 特集/今ここでステロイドを再考する
No.3 特集/乳幼児期発症神経疾患のファーストタッチか
No.2 特集/抗菌薬療法UP-TO-DATE
No.1 特集/小児循環器のファーストタッチから専門診療
2016年 Vol.79
No.12 特集/先天異常症候群の新しい展開
No.11 特集/学校保健パーフェクトガイド−新しい小児科
No.10 特集/日本発アレルギー研究最新情報
No.9 特集/ベテラン小児科医が伝授する入院管理・診療
No.8 特集/小児救急で求められる単純X線写真
No.7 特集/小児循環器治療の最前線−クスリとデバイス
No.6 特集/先天代謝異常症−エキスパートによる最新
No.増刊号 特集/小児の症候群
No.5 特集/研修医のための乳幼児健診のすすめ
No.4 特集/これからどうなる!? 日本の予防接種
No.3 特集/症例から学ぶ小児心身症
No.2 特集/小児在宅医療のエッセンス−必要な知識・技
No.1 特集/子どもの外傷〜小児科医でもできること,小
2015年 Vol.78
No.12 特集/小児血液・腫瘍性疾患のトピックス
No.11 特集/見てわかる小児の皮膚疾患
No.10 特集/より良いプライマリ・ケアのための最新「かぜ」情報
No.9 特集/実地臨床に役立つ食物アレルギーの最新情報
No.8 特集/小児リウマチ性疾患の最新治療
No.7 特集/小児呼吸器疾患をあなどるな!
No.6 特集/小児の輸液・栄養管理の基礎と実践
No.5 特集/よくわかる 小児感染症の基礎知識
No.増刊号 特集/疾患からみる画像診断の進め方・読み方
No.4 特集/日常診療で役立つ小児整形外科の知識
No.3 特集/症例から学ぶ川崎病の診断・治療・管理のエ
No.2 特集/けいれん性疾患の最新の治療
No.1 特集/新生児室のルーチンとトピックス
2014年 Vol.77
No.11 特集/保護者への説明マニュアル
2013年 Vol.76
No.増刊号 特集/理解して出そう小児の検査-オーダー・手技・解釈
2012年 Vol.75
No.増刊号 特集/小児の診療手技100
2011年 Vol.74
No.増刊号 特集/子どもの臨床検査