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書籍詳細

頚動脈ステント留置術ハンドブック診断と治療社 | 書籍詳細:頚動脈ステント留置術ハンドブック

三重大学大学院医学系研究科脳神経外科教授

滝 和郎(たき わろう) 編集

初版 B5判 並製 152頁 2009年10月15日発行

ISBN9784787817310

定価:本体5,000円+税
  

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2008年4月より保険適応となった「頚動脈ステント留置術」に関して、基礎知識はもとより、写真や図表を多用して、手技やトラブルシューティングについても分かりやすく解説したもの。脳神経外科医だけでなく、循環器科など広く血管内治療に携わる医師の必読書。

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目次

頚動脈ステント留置術ハンドブック

A CASエビデンスとガイドライン
B 脳梗塞の病態ならびに狭窄病変の病理
C CEA high riskとは
D 神経学的診断
E CASのための画像診断
 1 脳血管造影,DSA
 2 CT,MRA ,MRI
 3 脳循環代謝
 4 超音波診断
 5 血管内超音波(IVUS)
F CASに必要な循環器科の知識
G 使用器具
 1 作業台のセットアップ・アンギオ装置・カテーテル台(ポイントと工夫など)
 2 シース,ガイディングカテーテル,バルーンカテーテル,バックアップ機材
 3 ステントの分類と構造
 4 プロテクションデバイス各種と使用方法
H 周術期管理
I 術中・術後の血圧と不整脈のコントロール
J 標準手技
K 術中のトラブルシューティング
L 止血法と止血器具
M 過灌流(Hyper perfusion)
N 術後のトラブルシューティング
O 術後のフォロー
P 再狭窄
Q 病棟での看護管理
R アンギオ室でのコメディカルの役割
S 困難な症例、工夫を要した症例
 1 症候性右内頚動脈閉塞
 2 症候性右内頚動脈狭窄
 3 ステント留置後のplaque prolapseに対する対処

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序文

序 文

頚動脈ステントが薬事承認ならびに保険収載され、頚動脈ステント留置術(Carotid Artery Stenting:CAS)治療が日常的に行われる手技となりつつある。CASは頚動脈内膜剥離術(Carotid Endarterectomy:CEA)の高危険度群が対象とされているが、これからの多くの臨床試験などで、将来、CEAの代替え療法になる可能性も高く、多く人々の注目を集めている治療である。また、これらからも多くの種類のステントや、関連の製品が薬事承認を受けるようになると思われ、今後ますますこの治療法が発展するものと考えられる。
一方、新しい治療法であるので、CASに関してのまとまった本も少し出版されてきてはいるが、日常診療で手元においてすぐに調べられる本は少ない。本誌は日常、病棟や血管造影室等で気軽に参考にできるように、また調べやすいように構成されており、医師のみならず、看護師、検査技師などコメディカルの方々にもよくわかるような内容とした。また、医学生、看護学生においては、CASの見学をしているとき、「いったい何をしているのだろう?」などと疑問がわくであろう。そういうときに、何が行われているか、すぐに調べてわかる本としても活用していただきたいと思っている。
執筆していただいた先生方は、現役で大変活躍しておられ、時代の先端の知識をまとめた本になったと思う。多くの方々に読んでいただければ幸いである。

2009年10月
三重大学大学院医学系研究科脳神経外科
教授 滝 和郎