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書籍詳細

糖尿病の療養指導2012診断と治療社 | 書籍詳細:糖尿病の療養指導2012
療養指導士を育てるために

日本糖尿病学会(にほんとうにょうびょうがっかい) 編

初版 B5判 並製 138頁 2012年09月20日発行

ISBN9784787819468

定価:本体3,800円+税
  

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日本糖尿病学会が卒後教育の目的で毎年開催するシンポジウム「糖尿病学の進歩」の第45回講演内容をまとめたイヤーブック.療養指導士やこれから資格取得を目指すコメディカルのために必要な知識全般と最新の知見,それらを活かす実践テクニックを解説.新しい糖尿病の分類と診断基準についても掲載.

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目次

目次  糖尿病の療養指導 2012―療養指導士を育てるために―

レクチャー 糖尿病診療と療養指導に必要な知識 1
1   食事療法はなぜ必要か 食餌療法~食事療法~栄養療法………津田謹輔   
2   運動療法のコツ………佐藤祏造

レクチャー 糖尿病診療と療養指導に必要な知識 2
1   妊娠と糖尿病………佐中眞由実  
2   高齢者糖尿病………井藤英喜  
3   糖尿病フットケア………河野茂夫 
4   糖尿病カンバセーション・マップTM:「やってみよう」につながる学び………矢部大介
5   糖尿病療養指導士(CDEJ,LCDE)の将来に向けて………小沼富男,他

レクチャー 糖尿病診療と療養指導に必要な知識 3
1   糖尿病性昏睡への対応………島田 朗 
2   低血糖への対応………吉岡成人   
3   糖尿病と ED………高橋良当
4   糖尿病と認知症の治療………櫻井 孝   
5   糖尿病での禁煙支援のポイント………高橋裕子 
6   民間療法への対応………佐藤利彦   
7   糖尿病の地域連携クリティカルパスの問題点………宇治原 誠   

シンポジウム コーチング技法などを用いてエンパワーメント理念に基づく患者支援を促進する
1   エンパワーメントを目指す私の方法と実践―看護師の立場から………原 千晴  
2   エンパワーメントの視点を生かした栄養指導を考える………北谷直美
3   コーチングを用いた臨床検査室の運営………岩下宏宣 
4   エンパワーメントを目指す私の方法と実践―薬剤師の立場から………友滝和人 

シンポジウム カーボカウントの理論と実際
1   医学的観点からのカーボカウントの理論について………高橋和眞  
2   栄養学的な視点からの理論………本田佳子  
3   医師の立場からのカーボカウントの実際について………黒田暁生,他
4   栄養士の立場からのカーボカウントの実際について………長井直子,他  

シンポジウム 小児・思春期糖尿病のケアーと問題点
1   小児科の立場から―都会で診察する立場から………浦上達彦  
2   地方で診療する小児科の立場から………岡田泰助 
3   内科の立場から―都会で診療する立場から(1 型糖尿病を中心に)………及川洋一,他 
4   内科の立場から―地方で診療する立場から………増田光男 
5   内科医として長期に小児サマーキャンプを実施している立場から………武田 倬  

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序文

序 文

 第 46 回糖尿病学の進歩は未曾有の大災害となった東日本大震災と原発事故の被災地である糖尿病学会東北支部の担当でした.幸い会場の盛岡市では大きな被害はなく,予定通り 2012 年 3 月 2 日(金),3 日(土)に岩手県民会館,岩手県公会堂,盛岡グランドホテルで開催されました.
 「糖尿病学の進歩」は日本糖尿病学会によって「臨床医および医療従事者の糖尿病に関する知識の向上および最新の知識の普及を目的とした教育講演会」と位置付けられており,これに沿ってプログラムが組まれました.
 レクチャーでは,「糖尿病診療に必要な知識」,「糖尿病診療と療養指導に必要な知識」,「療養指導に必要な知識」に大別し,糖尿病および急性・慢性合併症の診断,成因,病態,治療や,糖尿病の療養指導などに関する最新の情報を演者の先生方から提供していただきました.
 シンポジウムでは,「コーチング法などを活用したエンパワーメントの実際」,「カーボカウントの理論と実際」,「小児・思春期糖尿病のケアーと問題点」,「糖尿病神経障害臨床の最前線」,「糖尿病腎症臨床の最前線」,「インクレチンと糖尿病合併症」を,ワークショップでは「世界と日本の大規模臨床研究からわかったこと」,「動脈硬化の診断の進歩」などをテーマに専門の先生方から講演と活発な討論をいただきました.
 この他に「研究成果の発信の勧め」のセッションでは,日本糖尿病学会誌の「糖尿病」および「Diabetology International」の編集長による講演,外国人講師による英語の学会発表や英語論文の書き方,医学統計解析の講演など,好評でした.特別セッションとして「東日本大震災から学んだ災害時の糖尿病対策」,「市民講演会」では糖尿病の新しい治療として,インクレチン関連薬,metabolic surgery,野菜の効用,などが紹介されました.
 本書はこれらの講演のうち,糖尿病療養指導に関連する内容をまとめたものです.誌面の都合で割愛されたものもありましたが,姉妹本の「糖尿病学の進歩 46 集」と合わせて最新の糖尿病情報が得られると思います.
 なお,「糖尿病の療養指導 2012」は印刷物による最後の出版になりました.記念碑的記録集となりましたので,是非保存版として活用いただければ幸いです.
 最後になりましたが,最新情報を執筆いただいた著者の先生方に,また校正をいただいた糖尿病学会東北支部の先生方に深謝申し上げます.

2012 年 8 月吉日

第 46 回糖尿病学の進歩世話人
岩手医科大学医学部内科学講座糖尿病代謝内科分野
佐藤 譲