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Q&AでわかるSMBGのすべて 改訂第2版診断と治療社 | 書籍詳細:Q&AでわかるSMBGのすべて 改訂第2版
カーボカウントから無自覚性低血糖まで

小野百合内科クリニック院長

小野 百合(おの ゆり) 著者

改訂第2版 A5判 並製 130頁 2012年05月15日発行

ISBN9784787819475

定価:本体2,300円+税
  

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患者さん自身が自分自身を管理し,QOLをあげるためには,ただ測定するSMBGから,患者さん自身がその値を生かすSMBGへと,医療関係者自身がその指導法を変えていく必要がある.本書はそのような視点に立った,現場で働く医療者に役立つQ&A形式の実践書.

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目次

序文

はじめに ただ測定するSMBGから,その値を生かすSMBGへ

1.SMBGを利用した栄養指導
1-1  食事療法の振り返りの手段として用いる
1-2 カーボカウント(carbohydrate counting)
   
2.SMBGを利用した看護指導
2-1 SMBGの実際
2-2 SMBGを利用し行動改変
2-3 低血糖指導と無自覚性低血糖
2-4 低血糖の回避,低血糖不安をとる
2-5 電話でよくある質問と返答例

3.血糖を予測する
4.精度管理について
5.手掌,前腕など代替場所からの採血について
6.SMBG自体がストレスとならないために─詐称などの問題
7.簡易測定器の種々の付属品
8.非侵襲なSMBGへの将来的展望
おわりに
付録1 カーボカウントとは
付録2 SMBG機器一覧表
付録3 SMBG導入チェックリスト

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序文

序 文

 1986年血糖自己測定(self-monitoring of blood glucose:SMBG)が保険適用となってから約26年が経ちました.はじめは簡易的に血糖を測るというところからスタートした簡易測定器も,時とともにSMBGの機器として患者さんの自己管理・治療の一手段として普及してきました.
*      *      *
 私自身は1994年10月,国家公務員共済連合会斗南病院内科より札幌社会保険総合病院糖尿病内科に転勤となった後の10年間は札幌社会保険総合病院糖尿病内科糖尿病チームのスタッフと,さらに2004年4月,糖尿病専門のクリニックを開業した後の8年間は当院の糖尿病チームのスタッフとともに糖尿病患者さんの治療に携わってまいりました.この間,一貫して,SMBGは治療の最も強力な患者指導ツールでした.我々の基本は常に「SMBGを利用して糖尿病患者さんの治療と生活の質をあげるにはどのようにしたら良いか」でした.この考えを基本として,当院独自の指導法を模索し,試行錯誤を行いながら徐々に我々の手法も成熟し,他院よりの問い合わせもいただく様になりました.
*      *      *
 2007年に本書初版を出版いたしましたが,この間にまた,指導法も変わってまいりました.そこで,再度立ち止まり,我々の指導法をまとめ直してみようと思い,この度改訂の運びとなりました.我々の行ってきたことをご紹介させていただき,他の医療機関で,さらに発展させていただければありがたいと思います.
*      *      *
 本執筆にあたって,開院以来ともに苦労した看護師,栄養士,事務部のスタッフに感謝致します.また,本書の出版の機会を与えてくださった診断と治療社編集部に深謝申し上げます.

2012年5月

小野 百合