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診断と治療社 | 雑誌詳細:診断と治療

診断と治療

最新の医学情報を最高の執筆陣でお届けする内科総合雑誌のパイオニア!

わが国の内科総合誌のパイオニアで,数ある総合誌のなかでも抜群の安定性と評価を誇る.

新進気鋭の編集委員を迎え,最新情報を盛り込み読みごたえ満点.

連載 「症例を俯瞰する総合診療医の眼」 「人気の診療科紹介」 「注目の新薬」.

増刊号も毎回シャープな切り口と実際的な内容が大好評.

2色刷のビジュアルな誌面.

2017年 Vol.105 No.11 2017-11-07

肺がんアップデート―基礎から最新トピックスまで―

定価:本体2,500円+税

冊 
次号予告

2017年 Vol.105 No.12 2017年12月発売予定
特集/内科救急と画像診断・IVR―検査から治療法の選択まで―


今後の特集(予定)

Vol.106 No.1 特集/先制医療 予防医療の最前線

Vol.106 No.2 特集/血管の炎症を俯瞰する

Vol.106 No.3 特集/糖尿病診療アップデート 2018

Vol.106 No.4 特集/腎疾患診療の未来 最新知見のエッセンシャル

Vol.106 No.5 特集/職場のメンタルヘルス

Vol.106 No.6 特集/サルコペニアと高齢者疾患(仮)

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掲載論文

ねらい 副島研造 
◆肺がん診断の基礎知識
肺がんの疫学 松谷哲行,他 
肺がんの組織分類 谷田部 恭 
肺がんの病期分類 大平達夫 
肺がんの画像診断―肺癌取扱い規約第8版への対応と問題点― 負門克典 
気管支鏡およびその他の確定診断のための検査 都竹晃文,他 
肺がんの分子診断 瀧川奈義夫,他 
◆肺がんにおける基本的な治療法
外科療法の適応 大塚 崇
放射線療法の適応と最新技術 松尾幸憲 
組織型に基づく非小細胞肺がんの化学療法 猶木克彦 
遺伝子異常(ドライバーがん遺伝子)を有する非小細胞肺がんの治療戦略 下川路伊亮,他
遺伝子異常(ドライバーがん遺伝子)を有さない非小細胞肺がんの治療戦略 山本将一朗,他
小細胞肺がんの治療法 藤原拓海,他 
◆最新トピックス
分子標的治療薬の耐性化機構とその対策 小谷 浩,他 
希少遺伝子変異肺がんに対する診断と分子標的治療薬 葉 清隆,他
免疫チェックポイント阻害薬 園田智明,他 
リキッドバイオプシー 安田裕一郎,他 

◆連載
◎症例を俯瞰する総合診療医の眼
頻尿,全身倦怠感を訴え発熱,意識障害で搬送された77歳男性 本間義人,他
◎人気の診療科紹介
公益財団法人日産厚生会玉川病院呼吸器内科 長 晃平
◎注目の新薬
キイトルーダ®(ペムブロリズマブ) 原谷浩司,他

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ねらい

 肺がんは世界的にもわが国においてもがん死因の第一位を占める難治性の悪性腫瘍であり,わが国における死亡者数は年間75,000人を超えています.一方,近年の肺がんに対する研究の進歩は目覚ましいものがあり,分子生物学的な研究やゲノム解析などの急速な進展により,非小細胞肺がん,特に腺がんにおいては様々な特定の遺伝子異常(ドライバーがん遺伝子)の存在が次々と明らかとなってきています.それらを標的とした分子標的治療薬の開発が急速に進み,ドライバーがん遺伝子を有する症例においては著しい治療効果の改善も得られるようになってきています.いわゆる遺伝子異常のタイプによって治療薬を選択する個別化治療,あるいはプレシジョン・メディシンが行われるようになってきています.さらにこれまで肺がんにおいては無効と考えられていた免疫治療が,免疫チェックポイント阻害薬の登場により肺がんにおいても有効であることが明らかとなり,従来の手術,放射線,抗腫瘍薬に加えて第四の治療として注目を浴びています.一方,肺がんの診断においても,詳細な病理学的および分子生物学的検討や画像診断技術の向上を受けて組織分類の改訂が行われ,同時に予後とのより正確な相関も踏まえてTNM分類と病期分類の大きな改訂も行われました.
 このように肺がんの診断および治療を取り巻く状況はダイナミックな変化を続けており,肺がんの専門家であっても日々進化する最新の情報をキャッチアップすることは容易なことではありません.
 本特集においては,肺がんの専門でない読者の方にも,肺がんの診断から治療までの現状を包括的かつ系統的に理解していただけるよう,現在,肺がん領域において第一線でご活躍の先生方にわかりやすく解説していただきました.診断に関しては,従来の組織診断に加えて分子診断(遺伝子異常)の重要性,薬物療法に関しては,特に非小細胞肺がんにおいて組織型および遺伝子異常の有無により治療戦略が大きく異なることから,その違いを理解いただけるように特に項目を分けて解説していただいております.さらにトピックスとして,今後期待される新知見と克服すべき課題を取り上げて,解説していただきました.
 肺がんがいまだに難治性の厳しいがんであることは間違いありませんが,本書を読まれた多くの読者の方々に,今や肺がんは絶対治らない,絶望的ながんではなく,諦めなければ希望を持てるかもしれないがんになりつつある,ということを知っていただければ幸いです.
 最後にこの場をお借りして,お忙しいなか,ご執筆いただいた先生方に心から深謝いたします.

慶應義塾大学病院臨床研究推進センター
副島研造

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当社発行の雑誌は発行から1年後に論文単位でPDFファイルの
ダウンロード購入が可能です.詳細はメディカルオンラインへ

2017年 Vol.105
No.11 特集/肺がんアップデート―基礎から最新トピックスまで―最新号
No.10 特集/妊婦さんへの内科治療―リスクと安全を考える―
No.9 特集/脂質管理を一歩深める
No.8 特集/不整脈診療 初期対応から先端治療まで
No.7 特集/一般臨床医に必要なてんかんの基礎知識とトピックス
No.6 特集/プライマリケアで知っておきたい漢方診療のコツ
~日常診療に役立つ臨床スキル~
No.5 特集/急増中!大人の食物アレルギー
No.4 特集/内科系医師のための災害医療エッセンシャル
No.増刊号 特集/これ一冊でわかる 消化器 診断基準と分類法
No.3 特集/そのお腹,大丈夫? 肥満症のトピックス
No.2 特集/Beyond the textbook 心電図 実践診療で役立つコツ
No.1 特集/実践! 神経救急(neurocritical care)
2016年 Vol.104
No.12 特集/知っておきたい関節リウマチの診断から治療まで
No.11 特集/痛み治療の「いま」に迫る
 メカニズムから評価・治療の最前線
No.10 特集/よくわかる,臨床で使える「骨粗鬆症」アップデート
No.9 特集/カテーテルを使った最新の治療
No.8 特集/浮腫 ―そのむくみ,放っておいて大丈夫?―
No.7 特集/頭痛診療が得意になる 基礎から最新トピックスまで
No.6 特集/いま知っておきたい,感染症診療最新の動向
No.5 特集/「抗血栓療法の今」を語る
No.4 特集/あの病態ってもしや……? ダイジェスト“IgG4関連疾患”
No.増刊号 特集/糖尿病治療の現在と未来
No.3 特集/高血圧 予後,臓器・血管保護を見据えた治療戦略
No.2 特集/腸内細菌叢からみた臨床の最前線
――ベールを脱いだ体内パートナーの機能
No.1 特集/めまい診療の最先端
2015年 Vol.103
No.12 特集/知っておくべき総合診療の現在(いま) 
実戦と教育・研究から未来を展望する
No.11 特集/成人の予防接種はどうあるべきか? 
―予防医療推進の観点から―
No.10 特集/睡眠障害診療の進歩
No.9 特集/内科が使う自己注射薬
No.8 特集/機能性消化管障害
―気のせいでない科学の裏付けと最新治療―
No.7 特集/ここが知りたい認知症診療
No.6 特集/肺高血圧症・肺血栓塞栓症 見逃すことなく最適の治療へ
No.5 特集/アレルギー疾患の診療のpitfalls 好酸球の臨床
No.4 特集/COPDの診断と最新の治療
No.増刊号 特集/心不全のすべて
No.3 特集/時代とともに広がる「糖尿病合併症」の概念
No.2 特集/ここまで変わった 実地診療の食道がん・胃がん・大腸がん
No.1 特集/知っておくべき脳卒中最新治療
2014年 Vol.102
No.12 特集/病院と地域の診療所をつなぐ在宅医療
No.11 特集/肝臓病診療のアップデート
No.10 特集/移植療法の現況と今後の展望
No.9 特集/糖尿病診療2014
No.8 特集/内科医のための更年期症候群診療
No.7 特集/消化管アップデート
No.6 特集/医療関連感染をめぐる最近のトピックス
No.5 特集/日常診療でできる がん検診・がん予防
No.4 特集/実地医家のための渡航医療
No.増刊号 特集/内科救急のファーストタッチ
No.3 特集/ここまで進んだリハビリテーション
No.2 特集/高齢者医療 そのポイントと最新知見
No.1 特集/臨床検査―ここまで進んだ検査の世界
2013年 Vol.101
No.増刊号 特集/主訴から診断へ―臨床現場の思考経路