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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

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充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2019年 Vol.86 No.6 2019-05-17

腹式広汎子宮全摘術のすべて

定価:本体2,800円+税

冊 

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掲載論文

広汎子宮全摘術のすべて

企画 渡部 洋

1.広汎子宮全摘術の歴史 / 野田起一郎
2.広汎子宮全摘術の実際―北海道大学 / 加藤達矢・他
3.広汎子宮全摘術の実際―札幌医科大学 / 松浦基樹・他
4.広汎子宮全摘術の実際―東北大学 / 新倉 仁・他
5.広汎子宮全摘術の実際―東北医科薬科大学 / 渡部 洋・他
6.広汎子宮全摘術の実際―東京大学 / 松本陽子・他
7.広汎子宮全摘術の実際―国立がん研究センター / 加藤友康
8.広汎子宮全摘術の実際―慶應義塾大学 / 仲村 勝・他
9.広汎子宮全摘術の実際―東京慈恵会医科大学 / 高野浩邦・他
10.広汎子宮全摘術の実際―がん研有明病院 / 的田眞紀・他
11.広汎子宮全摘術の実際―神奈川県立がんセンター / 近内勝幸・他
12.広汎子宮全摘術の実際―名古屋大学 / 鈴木史朗・他
13.広汎子宮全摘術の実際―京都大学 / 濱西潤三・他
14.広汎子宮全摘術の実際―大阪大学 / 馬淵誠士・他
15.広汎子宮全摘術の実際―九州大学 / 矢幡秀昭・他

連 載
若手の最新研究紹介コーナー
重症胎児発育不全の原因としての胎盤性モザイクのインパクトについての検討 / 宮上景子

来たれ! 私たちの産婦人科 第30回
杏林大学医学部付属病院
産科婦人科学教室 / 松島実穂
原 著
月経随伴症状を有する子宮腺筋症に対する子宮腺筋症病巣除去術の効果 / 賀来哲明・他

症 例
広汎子宮頸部摘出術を考慮した若年性子宮頸癌患者に子宮内膜癌が重複した1例 / 伊藤太郎・他

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ねらい

 産婦人科医,とくに婦人科腫瘍を専門とする医師にとって広汎子宮全摘術の習得は最終的な目標であるが,何年反省と学習を繰り返しても何例広汎子宮全摘術を経験しても,いまだに達成感がないのは不思議なことである.近年は,子宮頸癌に対する根治的化学放射線療法の有効性に関するエビデンスの発信や,腫瘍径の小さい初期子宮頸癌あるいは頸部浸潤を認める子宮体癌に対する縮小手術の検証が進み,婦人科がんにおける広汎子宮全摘術の適応範囲は狭まりつつある.しかし,わが国で飛躍的な進歩を遂げてきた広汎子宮全摘術は婦人科腫瘍医にとっては,特別な思い入れと誇りがある手術であることには疑う余地がない.
 広汎子宮全摘術の習得には,糸結びをはじめとする基本的手術技能や手術器具の特性,さらには骨盤解剖の熟知,血管損傷,腸管損傷,尿管・膀胱損傷など術中に起こりうる術中合併症への対応など安全な手術実施に関係する技術のみならず,内診や直腸診所見,術前画像診断,術前検査結果など正確な患者全身状態の把握に基づく手術適応判断への習熟も求められる.子宮頸癌治療ガイドラインでは広汎子宮全摘術について,「所属リンパ節を郭清し,膀胱側腔,直腸側腔を展開することによって,前,中,後の各子宮支帯を分離・切断する.中部支帯は脂肪織を除去して血管束とし,骨盤壁に近く切断し,前部支帯は前層を切断して,尿管を剝離,側方へ圧排した後に後層を切断する.全子宮支帯切断後,傍腟結合織および腟を切断する」と定義しているが,施設により器具や手順および中部支帯(基靱帯)へのアプローチなどについて多くの改変が行われている.このため,広汎子宮全摘術の技術向上のためには自施設での研修に留まらず他施設の術者の手術を数多く見て学べと教えられてきたが,全国の施設を回って手術指導を受けることは現実的に困難であるといわざるを得ない.
 そこで本特集では,広汎子宮全摘術の歴史とわが国における展望の解説とともに,わが国の代表的な施設に,施設において実際に行っている広汎子宮全摘術について,とくに術式の特徴とコツについて焦点を絞った解説をお願いした.本企画が今後広汎全摘術の習得を目指す若い婦人科腫瘍医の道標となり参考となれば幸いである.
(東北医科薬科大学産婦人科 渡部 洋)

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2019年 Vol.86
No.8 特集/漢方の今,これから最新号
No.7 特集/広がる子宮内膜症の世界
No.6 特集/腹式広汎子宮全摘術のすべて
No.5 特集/無痛分娩・産科麻酔Update
No.増刊号 特集/新時代のホルモン療法マニュアル
No.4 特集/新時代に入ったがん・生殖医療
No.3 特集/どうする?妊娠合併婦人科腫瘍の管理
No.2 特集/妊娠高血圧症候群_PIHからHDFへ
No.1 特集/産婦人科医が押さえておくべき法・指針・医療体制
2018年 Vol.85
No.12 特集/思春期にまつわる最近の話題
No.11 特集/月経を診る―患者満足の外来診療のために
No.10 特集/よくわかる腫瘍随伴症候群
No.9 特集/ここまで進んだ胎児治療
No.8 特集/感染症に強くなる
No.7 特集/産婦人科関連ホルモンの基礎を学びなおす
No.6 特集/婦人科医が注意すべき悪性腫瘍関連疾患
No.5 特集/エキスパートに聞く合併症妊娠のすべて
No.増刊号 特集/産婦人科関連 専門医・認定医ガイド
No.4 特集/女性アスリートのヘルスケア
No.3 特集/生殖医療−知っておきたい最新トピックス
No.2 特集/臨床スキルアップのために−画像診断・病理診断・麻酔
No.1 特集/胎児心臓をみる−診断から治療へ
2017年 Vol.84
No.12 特集/HRTガイドライン2017年度版 改訂の要点と最近の話題
No.11 特集/子宮腺筋症と稀少部位子宮内膜症の最新の取り扱い
No.10 特集/次世代への予防医療―DOHaDを活かす
No.9 特集/今日からできる最新の産婦人科ケア
No.8 特集/女性の将来の健康のために―疾患・病態相互の関連
No.7 特集/産婦人科領域における難病を考える
No.6 特集/他科エキスパートが教える婦人科医のための合併症管理
No.5 特集/産科出血に立ち向かう
No.増刊号 特集/知らなきゃ困る 産婦人科小手術
No.4 特集/骨粗鬆症ベストプラクティス
No.3 特集/Non-ARTの不妊症診療
No.2 特集/ここが知りたい 産婦人科周術期管理
No.1 特集/産科領域における遺伝診療の最前線
2016年 Vol.83
No.12 特集/月経前症候群・月経前不快気分障害の最新知見
No.11 特集/子宮筋腫の最前線
No.10 特集/産婦人科臨床研究最前線
No.9 特集/妊娠と感染症 ―外来で聞かれてどう説明する?
No.8 特集/骨盤臓器脱と下部尿路機能障害Up to Date
No.7 特集/ART最前線
No.6 特集/婦人科がんの診断・治療の最適化を目指して
No.5 特集/不育症 Up to Date
No.増刊号 特集/産婦人科処方実践マニュアル
No.4 特集/中高年女性に多くみられる症候とその対策
No.3 特集/生殖医療における倫理的問題を考える
No.2 特集/OC/LEPガイドライン ポイントの解説
No.1 特集/婦人科がん治療の新機軸
2015年 Vol.82
No.増刊号 特集/よくわかる検査と診断
2014年 Vol.81
No.増刊号 特集/産婦人科手術 Up to Date