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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

精選された情報満載読者各位にとって欠かすことができない情報をタイムリーに提供. 「生殖おもしろ話」・「外界事情」・「青い血のカルテ」・「産婦人科診療 私のコツ」など連載も充実.

抜群の読みやすさオール2色刷り.一目でキーポイントがわかるレイアウト.

充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2019年 Vol.86 No.12 2019-11-19

オフィスギネコロジーにおける脂質管理

定価:本体2,800円+税

冊 

今後の特集(予定)

Vol.87 No.2 特集/一から学びなおす 婦人科がん化学療法の管理

Vol.87 No.3 特集/婦人科ロボット支援手術コンパクトマニュアル

Vol.87 No.4 特集/産婦人科医も知っておきたい旅行医学関連の諸問題

Vol.87 No.増刊号 特集/やさしくわかる 産婦人科検査マスターブック

Vol.87 No.5 特集/妊娠糖尿病の理解を深めよう

Vol.87 No.6 特集/婦人科がん臨床研究のトレンドを知る

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掲載論文

オフィスギネコロジーにおける脂質管理~そのポイントと診療のコツ

企画 髙松 潔

1.脂質代謝の基礎知識 / 小室 絢・他
2.女性における脂質代謝の特性 / 寺内公一
3.女性における脂質異常症の疫学 / 澤田健二郎
4.女性における動脈硬化性疾患のリスク因子の特徴 / 安井敏之・他
5.脂質異常症の検査法とその診断 / 岡野浩哉
6.脂質異常症の管理―総論 / 牧田和也
7.脂質異常症の管理―非薬物療法(食事療法・運動療法) / 佐々木 浩
8.脂質異常症の管理―薬物療法 1)スタチン / 秋山育美・他
9.脂質異常症の管理―薬物療法 2)フィブラート系 / 篠原康一
10.脂質異常症の管理―薬物療法 3)EPA/EPA・DHA製剤 / 小久保 学・他
11.脂質異常症の管理―薬物療法 4)HRT / 小川真里子・他
12.脂質異常症の管理―薬物療法 5)その他 新規薬剤を含めて / 河野宏明
13.オフィスギネコロジーにおける脂質管理のTips―保険請求のコツを含めて / 高橋一広

連載
働き方改革がはじまる! 第4回 
産婦人科の未来を切り拓く / 中井章人

若手の最新研究紹介コーナー
Mediator complex subunit 1 (MED1) is a novel binding partner of BRCA1 and regulates homologous recombination repair / 本城晴紀

来たれ! 私たちの産婦人科 第36回
横浜市立大学産婦人科学教室
横浜市立大学附属病院(産婦人科・遺伝子診療科)・横浜市立大学附属市民総合医療センター(総合周産期母子医療センター・婦人科・生殖医療センター) / 宮城悦子

症例
TC療法が奏効したClear cell carcinoma of the ovary with choriocarcinomatous componentの1例 / 西澤千津恵・他
サヴィオゾール投与後に母体アナフィラキシーショックを発症した1例 / 坊本佳優・他
妊娠中の副脾茎捻転の1例 / 中村千栄・他

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ねらい

 平成29年人口動態統計によれば,日本人女性の死因は悪性新生物23.5%,心疾患16.7%,老衰11.6%,脳血管疾患8.7%の順であり,いわゆる「がん」で亡くなる方が最も多いと報告されています.しかし,心疾患死亡の約30%は心筋梗塞などの虚血性心疾患であり,脳血管疾患の約60%が脳梗塞であることから,少なくとも女性の死因の約13%は動脈硬化性疾患が原因と考えられ,健康寿命の延伸も志向すれば,その原因となる脂質異常を早期に発見し,適切に対応することは極めて重要です.特に女性における脂質代謝は閉経を契機に大きく変化し,脂質異常症の頻度が増加することは周知ですから,女性のトータルケアを担うオフィスギネコロジーに携わる産婦人科医が心血管疾患の一次予防として脂質異常症の管理を行うべきであると考えられます.また,特定疾患療養管理料が算定できるという点でも重要です.この点から昨年12月には「女性の動脈硬化性疾患発症予防のための管理指針」の2018年度版も発刊されました.
 しかし,産婦人科医にとってこの分野はどちらかといえば苦手な分野ではないでしょうか? 実際,女性医学以外の分野を専門とする産婦人科医では約20%しか脂質スクリーニングをしていないという報告もあり,管理どころかチェックさえも他科まかせで疎かになっているように思われます.その要因としては,系統的な知識不足があげられます.残念ながら女性医学の1つとして脂質異常症が注目されてきたのは最近のことでもあり,スタチンという名称は知っていてもどのように使ったらよいのかわからないという声も聞きます.さらに,どこまでを産婦人科医がみるべきなのかという問題や保険上の問題点があるのも事実です.
 そこで本特集では,「女性の動脈硬化性疾患発症予防のための管理指針」の執筆者の先生方を中心に,脂質異常症の基礎から治療の実際,さらには実臨床における診療のコツまでを解説していただきました.改めて脂質関連の知識をブラッシュアップしていただき,明日からの診療において,自信をもって脂質異常症を管理し,診療の幅を拡げるヒントとなることを期待しています.

(東京歯科大学市川総合病院産婦人科 髙松 潔)

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当社発行の雑誌は発行から1年後に論文単位でPDFファイルの
ダウンロード購入が可能です.詳細はメディカルオンラインへ

2019年 Vol.86
No.12 特集/オフィスギネコロジーにおける脂質管理最新号
No.11 特集/新時代の子宮鏡診療
No.10 特集/どうする 再発婦人科がん
No.9 特集/エキスパートに聞く 産婦人科超音波ABC
No.8 特集/漢方の今,これから
No.7 特集/広がる子宮内膜症の世界
No.6 特集/腹式広汎子宮全摘術のすべて
No.5 特集/無痛分娩・産科麻酔Update
No.増刊号 特集/新時代のホルモン療法マニュアル
No.4 特集/新時代に入ったがん・生殖医療
No.3 特集/どうする?妊娠合併婦人科腫瘍の管理
No.2 特集/妊娠高血圧症候群_PIHからHDFへ
No.1 特集/産婦人科医が押さえておくべき法・指針・医療体制
2018年 Vol.85
No.12 特集/思春期にまつわる最近の話題
No.11 特集/月経を診る―患者満足の外来診療のために
No.10 特集/よくわかる腫瘍随伴症候群
No.9 特集/ここまで進んだ胎児治療
No.8 特集/感染症に強くなる
No.7 特集/産婦人科関連ホルモンの基礎を学びなおす
No.6 特集/婦人科医が注意すべき悪性腫瘍関連疾患
No.5 特集/エキスパートに聞く合併症妊娠のすべて
No.増刊号 特集/産婦人科関連 専門医・認定医ガイド
No.4 特集/女性アスリートのヘルスケア
No.3 特集/生殖医療−知っておきたい最新トピックス
No.2 特集/臨床スキルアップのために−画像診断・病理診断・麻酔
No.1 特集/胎児心臓をみる−診断から治療へ
2017年 Vol.84
No.12 特集/HRTガイドライン2017年度版 改訂の要点と最近の話題
No.11 特集/子宮腺筋症と稀少部位子宮内膜症の最新の取り扱い
No.10 特集/次世代への予防医療―DOHaDを活かす
No.9 特集/今日からできる最新の産婦人科ケア
No.8 特集/女性の将来の健康のために―疾患・病態相互の関連
No.7 特集/産婦人科領域における難病を考える
No.6 特集/他科エキスパートが教える婦人科医のための合併症管理
No.5 特集/産科出血に立ち向かう
No.増刊号 特集/知らなきゃ困る 産婦人科小手術
No.4 特集/骨粗鬆症ベストプラクティス
No.3 特集/Non-ARTの不妊症診療
No.2 特集/ここが知りたい 産婦人科周術期管理
No.1 特集/産科領域における遺伝診療の最前線
2016年 Vol.83
No.12 特集/月経前症候群・月経前不快気分障害の最新知見
No.11 特集/子宮筋腫の最前線
No.10 特集/産婦人科臨床研究最前線
No.9 特集/妊娠と感染症 ―外来で聞かれてどう説明する?
No.8 特集/骨盤臓器脱と下部尿路機能障害Up to Date
No.7 特集/ART最前線
No.6 特集/婦人科がんの診断・治療の最適化を目指して
No.5 特集/不育症 Up to Date
No.増刊号 特集/産婦人科処方実践マニュアル
No.4 特集/中高年女性に多くみられる症候とその対策
No.3 特集/生殖医療における倫理的問題を考える
No.2 特集/OC/LEPガイドライン ポイントの解説
No.1 特集/婦人科がん治療の新機軸
2015年 Vol.82
No.増刊号 特集/よくわかる検査と診断
2014年 Vol.81
No.増刊号 特集/産婦人科手術 Up to Date