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診断と治療社 | 雑誌詳細:産科と婦人科

産科と婦人科

精選された情報満載読者各位にとって欠かすことができない情報をタイムリーに提供. 「生殖おもしろ話」・「外界事情」・「青い血のカルテ」・「産婦人科診療 私のコツ」など連載も充実.

抜群の読みやすさオール2色刷り.一目でキーポイントがわかるレイアウト.

充実したラインナップ日常診療の場で即役立つ「増刊号」を年各1冊発行.日進月歩で激変する医学界のキーワードを読み解き,読者各位の壮大な負託に応えるべく「産科と婦人科」は微力を注ぎます.

2020年 Vol.87 No.1 2019-12-19

早産!

定価:本体2,900円+税

冊 

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掲載論文

企画 田中 守

1.早産への取り組み―overview / 中井章人
2.子宮頸管無力症の診断 / 永松 健
3.子宮頸管無力症の管理 / 最上晴太・他
4.CAMの診断 / 米田 哲・他
5.CAMの管理 / 野見山 亮・他
6.pPROMの診断 / 三谷 穣・他
7.pPROMの管理 / 藤野佐保・他
8.胎盤早期剝離の診断 / 水主川 純・他
9.胎盤早期剝離の管理 / 市塚清健・他
10.慢性早剝羊水過少症候群(CAOS)の診断と管理 / 南 佐和子・他
11.切迫早産の薬物治療 / 大槻克文
12.切迫早産のペッサリー療法 / 熊谷恭子・他
13.広汎性子宮頸部摘出術後妊娠の管理 / 春日義史・他
14.Late Preterm Deliveryの問題 / 菅 幸恵

連載
医療裁判の現場から 第18回
乳腺腫瘍切除術後の女性患者にわいせつ行為をしたとして,乳腺外科医が準強制わいせつ罪に問われた事例 / 秦 奈峰子

若手の最新研究紹介コーナー
Mdm2—p53 axis is a key machinery of ovulation / 原口広史

来たれ! 私たちの産婦人科 第37回
東京医科歯科大学医学部附属病院周産・女性診療科 / 廣瀬明日香

症例
鼠径部子宮内膜症に由来する類内膜癌の1例 / 横川裕亮・他
全腹腔鏡下子宮全摘出術後に腟断端離開および小腸脱を発症した1例 / 水﨑 恵・他

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ねらい

 早産は,産科における重要課題であり,その克服へ向けて多くの研究者が挑戦し続けてきた.その原因は非常に多岐にわたっており,それぞれの疾患に対する診断と治療が異なり,いまだに早産を防ぐ決定的な方法は見出されていない.早産新生児の予後については,サーファクタントの導入や新しい人工換気法,栄養管理法,感染制御法などの導入によって劇的に改善をしてきている.しかしながら,新生児管理が世界的にも最高水準と考えられている日本においても,先天奇形を除いた周産期死亡の約75%は早産児であり,出生体重1,000 g未満の児については約20%の精神発達障害をもたらすとされている.したがって,産婦人科医にとって早産を1人でも未然に防ぐことが重要な課題となっている.
 本特集号では,純粋に産科合併症として早産を引き起こす原因について,頸管無力症,絨毛膜羊膜炎(chorioamnionitis:CAM),胎盤早期剝離,早産期前期破水(preterm premature rupture of the membranes:pPROM)の診断と管理について,それぞれ各分野のエキスパートの先生に解説をお願いすることとした.さらに最近,周産期管理のうえで話題となってきている広汎性子宮頸部摘出術後妊娠の管理や慢性早剝羊水過少症候群(chronic abruption—oligohydramnios sequence:CAOS)の診断と管理についても解説をお願いするとともに,切迫早産に対する薬物治療の現状と世界的な傾向,切迫早産に対するペッサリー療法についても紹介いただくこととした.また,新生児医療の分野でしばしば問題とされる妊娠35~36週の Late Preterm期の早産児の問題について産婦人科医としてどのような注意が必要かについても解説いただくこととした.
 本特集号が,産科学の基礎である早産をいろいろな側面からみつめることの助けとなり,ベテランから初心者の産婦人科医にとって最先端の診断および治療法についてのよき道標となっていただければ幸いである.

(慶應義塾大学医学部産婦人科 田中 守)

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2020年 Vol.87
No.7 特集/異所性妊娠の最新診療最新号
No.6 特集/婦人科がん臨床研究のトレンドを知る
No.5 特集/妊娠糖尿病の理解を深めよう
No.増刊号 特集/やさしくわかる 産科婦人科検査マスターブック
No.4 特集/産婦人科医も知っておきたい旅行医学関連の諸問題
No.3 特集/婦人科ロボット支援手術コンパクトマニュアル
No.2 特集/一から学びなおす 婦人科がん化学療法有害事象の管理
No.1 特集/早産!
2019年 Vol.86
No.12 特集/オフィスギネコロジーにおける脂質管理
No.11 特集/新時代の子宮鏡診療
No.10 特集/どうする 再発婦人科がん
No.9 特集/エキスパートに聞く 産婦人科超音波ABC
No.8 特集/漢方の今,これから
No.7 特集/広がる子宮内膜症の世界
No.6 特集/腹式広汎子宮全摘術のすべて
No.5 特集/無痛分娩・産科麻酔Update
No.増刊号 特集/新時代のホルモン療法マニュアル
No.4 特集/新時代に入ったがん・生殖医療
No.3 特集/どうする?妊娠合併婦人科腫瘍の管理
No.2 特集/妊娠高血圧症候群_PIHからHDFへ
No.1 特集/産婦人科医が押さえておくべき法・指針・医療体制
2018年 Vol.85
No.12 特集/思春期にまつわる最近の話題
No.11 特集/月経を診る―患者満足の外来診療のために
No.10 特集/よくわかる腫瘍随伴症候群
No.9 特集/ここまで進んだ胎児治療
No.8 特集/感染症に強くなる
No.7 特集/産婦人科関連ホルモンの基礎を学びなおす
No.6 特集/婦人科医が注意すべき悪性腫瘍関連疾患
No.5 特集/エキスパートに聞く合併症妊娠のすべて
No.増刊号 特集/産婦人科関連 専門医・認定医ガイド
No.4 特集/女性アスリートのヘルスケア
No.3 特集/生殖医療−知っておきたい最新トピックス
No.2 特集/臨床スキルアップのために−画像診断・病理診断・麻酔
No.1 特集/胎児心臓をみる−診断から治療へ
2017年 Vol.84
No.12 特集/HRTガイドライン2017年度版 改訂の要点と最近の話題
No.11 特集/子宮腺筋症と稀少部位子宮内膜症の最新の取り扱い
No.10 特集/次世代への予防医療―DOHaDを活かす
No.9 特集/今日からできる最新の産婦人科ケア
No.8 特集/女性の将来の健康のために―疾患・病態相互の関連
No.7 特集/産婦人科領域における難病を考える
No.6 特集/他科エキスパートが教える婦人科医のための合併症管理
No.5 特集/産科出血に立ち向かう
No.増刊号 特集/知らなきゃ困る 産婦人科小手術
No.4 特集/骨粗鬆症ベストプラクティス
No.3 特集/Non-ARTの不妊症診療
No.2 特集/ここが知りたい 産婦人科周術期管理
No.1 特集/産科領域における遺伝診療の最前線
2016年 Vol.83
No.増刊号 特集/産婦人科処方実践マニュアル
2015年 Vol.82
No.増刊号 特集/よくわかる検査と診断
2014年 Vol.81
No.増刊号 特集/産婦人科手術 Up to Date