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書籍詳細

お母さんに伝えたい 授乳とくすりガイドブック診断と治療社 | 書籍詳細:お母さんに伝えたい 授乳とくすりガイドブック

横浜市立大学附属市民総合医療センター総合周産期母子医療センター 准教授

関 和男(せき かずお) 編集

初版 A5判 並製 144頁 2014年12月05日発行

ISBN9784787821287

定価:3,520円(本体価格3,200円+税)
  

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授乳中の母親やこれから母乳育児をしたい女性が,持病や急病の治療を受ける際に授乳しながら薬を使っても大丈夫かどうかを,医療者が判断するための道標となる情報をコンパクトにまとめた.参考になるインターネットサイトや相談できる窓口一覧,禁忌薬一覧も収載.

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目次

  執筆者一覧 
  序 文   関  和男 
第Ⅰ章・知っておきたい妊娠とくすりの基礎知識
1 妊娠とくすり   奥田 美加
2 妊娠時の薬物治療のポイント   奥田 美加
第Ⅱ章・授乳とくすり 総論
3 母乳育児の意義   関  和男
4 母乳への薬剤移行   宮﨑三恵子
5 授乳婦の健康アセスメント・生活指導   望月 昭彦
第Ⅲ章・疾患・薬剤別 各論
6 感染症に用いるくすりと授乳   堀口 晴子
7 胃腸のくすりと授乳   堀口 晴子
8 アレルギー疾患のくすりと授乳   岩崎 志穂
9 喘息のくすりと授乳   岩崎 志穂
10 高血圧のくすりと授乳   平和 伸仁
  糖尿病のくすりと授乳   佐藤 美保
  甲状腺疾患のくすりと授乳   佐藤 美保
  てんかんのくすりと授乳   関  和男
  うつ病のくすりと授乳   関  和男
  ワクチンと授乳   森  雅亮
第Ⅳ章・とくに注意喚起すべきポイント
  薬剤添付文書の問題点と改訂のポイント   宮﨑三恵子
  OTC薬・健康食品・個人輸入医薬品の問題点   笹本 美郷,宮﨑三恵子
付 録
  インターネットを用いた正しい情報収集   関  和男
  授乳とくすりについて相談できる窓口一覧   関  和男
  授乳時に使えないくすり(禁忌薬)一覧   関  和男
索 引

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序文

 平成17年の厚生労働省の乳幼児栄養調査では,「妊娠中にぜひ母乳で育てたい」「母乳が出れば母乳で育てたい」と考えている方が合わせて96%でした.ほとんどの方が母乳で育てたいという考えであり,10年近くたった今では,ぜひ育てたいという方はもっと多くなっていると思います.
 母乳で赤ちゃんを育てること,赤ちゃんが育つことには,お母さんにとっても赤ちゃんにとっても多くの利点があります.
 最近では多くの慢性疾患の治療が格段に進歩しており,たとえば潰瘍性大腸炎やリウマチなどの治療を受けながらの妊娠,出産も可能になっていますし,腎移植後でもそういう方がいらっしゃいます.また諸外国では,心臓移植後に妊娠,出産されている方も報告されています.このような慢性疾患を持っていて治療を受けている方でも,その内容によっては,母乳で赤ちゃんを育てることが可能です.
 本書は,授乳中のお母さんやこれからおっぱいで赤ちゃんを育てたいと思っている方が,持病があったり,急な病気の治療をした際に,授乳しながら薬を使っても大丈夫かどうか確かめるための参考として書かれました.皆様のお役に立てば幸いです.
 また,本の作成にあたって,ご協力いただいた横浜市立大学附属市民総合医療センターの皆様に深く御礼申し上げます.

2014年11月
横浜市立大学附属市民総合医療センター
総合周産期母子医療センター
関 和男