2348マクギーのフィジカル診断学 原著第4版
7/14

Chapter 3 本書の表の利用法212Partエビデンスを理解する集約された値の95% CIは0.88~1.01で,1を含んでいる),“有意ではない(not signicant)”ことを示す“NS”とまとめられている.集約された結果を統計的に有意なLRと統計的に有意でないという意味のNSと表記することで,EBM BOXは単純化され,要点を把握するのがより簡便になった.たとえば,ヤギ声の所見が咳嗽と発熱を有する患者にあれば肺炎の確率は上昇するが(LR = 4.1),ヤギ声の所見がないことは確率をほとんど,もしくは全く変化させない.本章の参考文献はwww.elsevier-elibrary.comで閲覧可能.

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る