2361腎臓内科レジデントマニュアル 改訂第8版
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7365 腎機能低下時の薬剤投与量38付録薬剤名Ccr(mL/分)HD(透析)透析性濃度測定一般名商品名(製薬会社)>5010~50<10その他デフェラシロクスジャドニュ顆粒(ノバルティス)>60:12 mg/kgを1日1回60~50:50%量50~40:50%量<40:投与を避ける投与を避ける○デュタステリドザガーロカプセル(GSK)0.1 mg腎機能正常者と同じ×分1ナルフラフィン塩酸塩ノピコールカプセル(東レ・メディカル)2.5~5μg腎機能正常者と同じ2.5~5μg×分1 夕食後または就寝前ベズロトクスマブジーンプラバ点滴静注(MSD)10 mg/kgを60分かけて単回点滴静注腎機能正常者と同じ×ホメピゾールホメピゾール点滴静注(武田)12時間ごと10または15 mg/kg30分以上かけて点滴静注腎機能正常者と同じ添付文書参照(透析開始時,透析中,透析終了時,透析終了後)?メチルチオニニウム塩化物水和物メチレンブルー静注(第一三共)1回1~2 mg/kgを5分以上かけて静注.繰り返し投与腎機能正常者と同量を慎重投与×ラニビズマブ(遺伝子組換え)硝子体内注射液ルセンティス硝子体内注射液2.3 mg/0.23 mL(ノバルティス)添付文書参照腎機能正常者と同じ×注)表中の「(サンフォード)」は,サンフォード感染症治療ガイド2011(第39版),ライフサイエンス社.より引用透析性 ○ある程度あり △透析膜による ×ほとんどなし ?はデータなし濃度測定 ○濃度測定しながら投与が望ましい (○)濃度測定可能 △濃度測定可能だが,保険適用はない  (どの薬剤も推奨される量,間隔が変更になる可能性があるので,常に新しい資料を確認するのが望ましい)*薬剤投与量で/日の記載のないものは原則1日の投与量を表示.*同グループの薬は原則として50音順.監修:田中章郎,小林佳菜子

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