2438言語聴覚士ドリルプラス吃音・流暢性障害
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HINT▶○○○○○○○○○○○○○○○○HINT▶○○○○○○○○○○○○○○○○MEMO8吃音・流暢性障害の定義 ── ①吃音の定義11吃音の定義や原因について空欄を埋めなさい。●吃音とは,話し言葉を発する時,第一音や途中の音が詰まったり,同じ音を何度も(①)たり,音を(②)たりするなどの言語症状の出現により,円滑に話すことができない,つまり(③)な状態である。●吃音の問題は言語症状だけでなく,そこから派生する(④)や(⑤)的・社会的問題なども含まれると考えるべきである。●吃音の原因は(⑥)とされているが,吃音になりやすい(⑦)的要因や発達的要因,周囲の人との関係や生活上の出来事などの(⑧)的要因などが複合的に絡み合って発症する可能性があるといわれている。2吃音の発生率,有症率,男女比,自然治癒率などについて空欄を埋めなさい。●国や人種などに関係なく,発生率は(⑨)%,成人の有症率は約(⑩)%とされている。わが国では,それらの基本的なデータもほとんど存在していないのが実情であり,近年調査が進められている。●ほとんどが(⑪)~(⑫)歳の(⑬)期に発症する。●男女比は,発吃後まもなくの頃はあまりないといわれているが,成人では(⑭):1で(⑮)性に多い。これは,(⑯)児の治癒率が高いことを意味する。●発症した吃音児のうち約(⑰)割は,自然治癒するといわれているが,一方で治癒しない例も少なからず存在する。HINT▶( ⑤ )は吃音を恥ずかしがったり,恐れたりする。HINT▶二語文が出現する頃から言語発達が著しい時期に発症しやすい。HINT▶( ③ )は失語症で同じ用語を用いるが,定義が異なるので注意。MEMO▶有症率とは全人口における吃音のある人の確率。MEMO▶症状の詳細はp.17-19参照。

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