12345341 最も大切，平時の備え……②患者・家族の備え1 子どものいる家庭での備えありますが，小さな乳幼児のいる家庭では代わりにペットボトルに水をためておく方法を勧めています．ほかに，ドラム式洗濯機に閉じ込められて窒息死した例があるので必ずチャイルドロックしておく，ベランダからの転落例（暖かい季節になると増えます）があるので，ベランダでは足場になる物を置かない，などにも注意が必要です．行政が指定した避難場所・避難所・母子避難所自治体によっては学校だけでなく，子育て支援施設や保育系の大学などの母子避難所に行ける場合があります．なお，避難場所は災害の危険からまずは逃げる場所をさし，避難所は避難生活を送る場所で，この 2 つは場所が違うこともあるので注意が必要です．Yahoo! 防災速報アプリ（https://emg.yahoo.co.jp/ 2023 年 10 月現在）では，お住まいの避難場所をアプリで検索することが可能です．避難のタイミングを知る避難の際に参考になるのが警戒レベルですが，状況は急変することもあり，警戒レベルは1 から順に発表されるとは限りません．一般的に，高齢者や子連れの場合は避難に時間がかかるため，警戒レベル 3 が避難のタイミングになります．警戒レベルが 1～2 のうちに情報収集，避難袋の確認，避難経路や場所の確認，レベル 3 になったときの行動を共有しておく必要があります（図 4）．図 3 災害時の避難 5 つのポイント〔内閣府防災担当・消防庁：知っておくべき 5 つのポイントを参考に作成〕19コロナ禍が収束していなくても災害時に「危険な場所にいる人」は避難が原則安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はない親戚・知人宅など安全な場所への「分散避難」を検討マスク・消毒液・体温計を避難所に携行避難所などは増設されている可能性があり，自治体のホームページで確認豪雨時の移動は車も含めて危険．車中泊の場合，浸水しないよう十分注意
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