2621医療者のための英語の書きかた・読みかた・訳しかた
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●●●1意味の強弱―英文のセンテンス構成要素の強弱163例文:英訳例:Aの例文は<主節+分詞構文>の構造をもちます.主節の情報が動詞句の情報より強調されるので,主節のSVOの構造部にある<アスピリンを投与された>ことが強調されます. weeks, the patient recov●ered 英文構造上の最も重要な情報は主節のS+V+O(またはC)の構造部に配置されます.英語ネイティブは,英文を読むときもこの強調部位を探しながら読んでいます.日本語はあまり意味の強弱を感じることはなくフラットであり,私たち日本人にはこの英語のリズムがわかりにくいかもしれません.この英語特有の意味の強弱をつかみ,自分で英作文するときにも強弱のリズムをつけることが,英作文上達への近道です.最も強調したい情報は主節のS+V+O(またはC)の構造で表現する.その患者はアスピリンを1日に3グラム摂取して病状が大きく改善した.A: The patient took●siderably.con●f aspirin daily for 2B: Taking 3 g o●considerably.C: The patient to●nsiderably.co● 3 g of aspirin daily for 2ok 3 g of aspirin daily for 2 weeks, recovering weeks and recovered 基本ルール

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