1.物品の準備▶ 輸液ラインは刺入部から閉鎖式ニードルレスアクセスポートまでは,薬剤が早く体内に▶ CTやMRIなどの検査がある場合の輸液ラインは,閉鎖式ニードルレスアクセスポートから輸液までの長さを長くし,ベッドから検査台への移動時にルートに余裕をもたせるようにする.2.子どもの準備▶年齢に合わせた説明を行う(表1~3).▶適切に腕を押さえる(図5).表1 実施前のプレパレーション▶ シーネ(挿入部の固定具)の選択:静脈路の確保は手背にされる場合が多い,そのためシーネは手背がシーネからはみ出さない太さで,静脈路が確保された部位を挟む関節(手背に静脈路が確保された場合には,手関節と指節関節)を固定できる長さであることが望ましい.シーネは必ずしも必要ではない.説明を理解し,点滴を抜いたり触ったりするおそれのない学童はテープでの固定のみで十分な場合もある.48入るように50 cmのものにする.2 蘇生処置 Ⅱ.循環器系年齢乳幼児~幼児前期いて具体的に説明する.の軽減につながる.幼児後期~学童期るのか,終わったら何があるのかなどを,その子がわかる言葉で説明する.・使用する物品や実施する場所などを見せて説明を行う.・ 具体的に選択を示し(横になってやるのか,座ってやるのか)自分が気に入った方法を用いることで自分の頑張りたい気持ちをコントロールできることもある.の準備をすることができる.・ 見通しがもてるような,また何のためにするのかを説明する(一語文,二語文で簡単に).「痛い」ことを「痛くない」と嘘はつかない.・好みのタオルやぬいぐるみなどを近くに置き,安心できるような環境を整える.・ 家族の不安が子どもの不安につながるので,家族に対しても必要性や方法,所要時間につ・ 手を握ってあげるなどのタッチングやコミュニケーションをはかることで不安や恐怖感・ 今から何をするのか,何のために必要なのか,その間どうしていればよいのか,いつ終わ・ 何が不安なのかを把握し情報提供を行い,子どもの不安を受け止めることで,子どもは心方法 介助につく看護師からのひとこと
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