Chapter ADHD特性の評価に有用．近年，DSM—5に準拠した18項目で，ADHD—RS—5が出版された1）．家庭版と学校版があり，それぞれ子ども向け（5～10歳用）と青年向け（11～17歳用）がある．10分程度． 6～18歳のADHD特性やその関連症状，併発しやすい素行症（conduct dis-order：CD），反抗挑発症（oppositional defiant disorder：ODD）を評価がで35ADHD評価スケール（ADHD—RS—IV，ADHD—RS—5）Conners 3（コナーズ・スリー）22ADHDの診断と評価の実際表1 評価スケールADHD–RS–5目的ADHD特性のADHD特性やそ評価に有用の関連症状，併発しやすい素行症，反抗挑発症を評価回答者本人本人，養育者，教員対象年齢子ども向け6～18歳（歳）（5～10歳用）青年向け（11～17歳用）総項目数DSM–5に準拠本人用99問，した18項目養育者用110問，教員用115問回答時間10分程度20分程度備考家庭版と学校版がある用・教員用があるConners 3ASSQASD特性の評価ASD特性養育者，教員7～16歳27項目10分程度本人用・養育者カットオフ値養育者19点以上教員22点以上SRS–2CARS2ASD特性の評価の評価養育者，養育者教員2歳半～標準版（2～6歳未18歳満や6歳以上でもIQ 79以下または意思伝達に困難がある場合）高機能版（6歳以上，IQ 80以上で流暢に話ができる）65項目15項目15～2020分程度分程度19歳以上行動観察と養育者の成人用からの情報を総合にSRS–Aして判断するものがあるであり，質問紙とは異なる
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