Check Point甲状腺疾患甲状腺中毒症 ら の1 スクリーニング対象甲状腺腫大(頚部腫脹)を示す患者.アミオダロンのようなヨウ素を含む薬剤,免疫チェックポイン2 スクリーニング方法TSH 測定→基準範囲以下であれば FT3, FT4 測定甲状腺エコーにてびまん性腫大,結節,内部エコー確認3 病型診断頸部痛(甲状腺自発痛,圧痛)がある場合は亜急性甲状腺炎,橋本病の急性増悪TgAb,TPOAb 陰性または弱陽性は亜急性甲状腺炎頸部痛を認めない場合では TRAb 確認.陽性ならばバセドウ病,陰性では 123I 甲状腺摂取率とシンチグ4 123I 甲状腺摂取率(24 時間値)とシンチグラフィ123I 甲状腺摂取率 <5%は無痛性甲状腺炎.結節への取り込みを認めた場合は中毒性甲状腺結節5 Single Photon Emission Computed Tomography(SPECT)-CT123I 甲状腺シンチで結節性取り込みが不明な場合に行う6 治療バセドウ病:第一選択は抗甲状腺薬有痛性破壊性甲状腺炎:安静,鎮痛薬,疼痛が強い場合はステロイド無痛性甲状腺炎:原則は経過観察,動悸が強い場合はβ遮断薬.回復期で機能低下症状が強い場合は L-ト阻害薬,インターフェロン製剤など甲状腺中毒症を起こす薬剤の使用患者ラフィを行うサイロキシン中毒性甲状腺結節:131I 内用療法治療,手術薬剤性:可能ならば薬剤の中止.中止できない場合は,病態に応じた治療1.使用している薬剤,サプリメントを必ず確認する2.インターネットで甲状腺ホルモン薬を購入し使用する場合もある33専門医 かイバドアス
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