・腫芽髄CMLMDS & MPD 2.2%その他肝腫瘍kin3.7%23マーオリグ瘍 4.0 %%14他・腫頭咽蓋頭他 3.2L(腎腫瘍2網膜芽甲状2.腺がん・腫3.0他%骨腫瘍3.4%%.胚細胞腫%・腫衣上細胚NH非Hod%gその他HLリンパ腫)LCH・リンパ網4.内3%腫%...5腫胞細星系%新BL生物・他2 3%3.6%45%瘍 4.0軟部腫瘍 4.1%全国がん登録(ICCC—3 分類)による日本の小児がん患者数図 1ALL:acute lymphocytic leukemia, AML:acute myeloid leukemia, CML:chronic myeloid leukemia, MDS:myelodysplastic syndromes, MPD:myeloproliferative disease, HL:Hodgkin lymphoma, NHL:non—Hodgkin lymphoma, BL:Burkitt lymphoma(バーキットリンパ腫), LCH:Langerhans cell histiocy-tosis.(Nakata K, Matsuda T, Hori M, et al.:Cancer incidence and type of treatment hospital among chil-dren, adolescents, and young adults in Japan, 2016—2018. Cancer Sci 2023;114 より作成)他 1.9胞固形腫瘍29.7%n=745脳脊髄腫瘍28.2%n=709神経芽腫 6.1%ALL(急性リンパ性白血病)21.3%n=534白血病32.3%n=811AML(急性骨髄性白血病)6.7%リンパ腫9.8%(n=2,510;2016~2018年平均) 小児がんは 15 歳未満に発症する「がん」のことです.小児がんの日本国内での年間発症数は,およそ 2,500 例です.大きく血液悪性疾患と固形腫瘍・脳腫瘍にわかれます.血液悪性疾患が年間 1,000 例程度,脳腫瘍は 700 例,固形腫瘍は 750 例発症しています(図 1).血液悪性疾患のなかで,最も多い疾患が白血病です.小児の場合,急性リンパ性白血病がほぼ半分を占めていますが,成人では急性骨髄性白血病のほうが多くなります.固形腫瘍は,本当にたくさんの種類の疾患があり,代表的な疾患に,神経芽腫,横紋筋肉腫,肝芽腫,腎芽腫などがあります.小児がんは,「芽腫」という名前がつくことが多いのですが,未熟な細胞が小児がんになっていることそ の 他 7 . 3 %1.小児がんとは?小児血液・腫瘍疾患の「急ぐとき」と「急がなくてよいとき」
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