MASLD・MASH標的新薬が適応となる患者の拾い上げ1.NITで線維化リスク評価(→肝要図表ダイジェスト1)・FIB-4index(年齢別カットオフ値)で一次スクリーニング・中間〜高リスク例に対し,VCTE/ELF/M2BPGiなどで進行線維化(F2–3)を確認2.at-risk MASH の定義・候補・NITでF2–3が疑われる+代謝異常(2型糖尿病,肥満など)を有し,生活習慣介入を行ってもALT高値・心血管イベントリスクが持続している症例を,投薬治療適応候補とする3.除外すべき症例の例・非代償性肝硬変,重度腎障害,妊娠・授乳中など,各薬剤添付文書で禁忌となる状態は除外するMASH標的新薬の投与時の注意ポイントここでは,アメリカFDAで承認されているレスメチロム(甲状腺ホルモンβ受容体作動薬),セマグルチド(MASH適応のGLP-1受容体作動薬)について概説する.項目レスメチロムセマグルチドおもな対象非肝硬変F2–3MASH非肝硬変F2–3MASH併存症体重減少目的も期待肥満・2型糖尿病合併例で有用投与の始め方体重別用量で開始,甲状腺・脂質を事前評価低用量から漸増し,消化器症状をみながら増量おもな注意点LDL低下・甲状腺機能・肝機能の変化,併用薬との相互作用悪心・嘔吐,体重減少,胆石リスク,インスリン/経口糖尿薬との併用時における低血糖用量は原則,「適正使用ガイドライン」や添付文書を参照.新薬投与中のモニタリング投薬開始前肝機能,腎機能,脂質プロファイル,甲状腺機能,体重・血圧・血糖,心血管リスクの把握投薬開始後・1〜3か月ごとに体重・血圧・自覚症状を確認・3〜6か月ごとに肝機能,脂質,甲状腺機能,HbA1cなどをチェック・6〜12か月ごとにNIT(FIB-4index,VCTE,MR-PDFFなど)で治療反応性を評価➡!!!キモをキモをおさえる! 2おさえる! 2実臨床において,これから登場する新薬をどう使っていくか?iii
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