2751子どもの栄養 ゆるく楽しく 食卓から考えるQ&A
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食感の違いから咀嚼がうまくいかない野菜・たんぱく質を組み合わせる解 説129Q/2 麵ばかり食べます(茅野 陽)子どもにとって麺類はのどごしがよく,噛む力が弱くても食べやすい食材の 1 つです.この麺類に具材が合わさると,食感の違いから口に入れた際に咀嚼がうまくいかず,食べやすい麺だけを好んで食べるということが幼児期にはよくみられます.子どもが具材だけを残すと,保護者は「野菜が嫌いなのね」と勘違いしてしまいがちですが,実は 2 つの食感の違いが混じり合うことから「咀嚼をしづらい」「口の中で違和感がある」と戸惑いを覚えている場合があります.この場合には,まずは子どもが食べやすいと思ってくれる調理法を具体的に提案することが求められています.たとえば,パスタであればとろみがあり具材も細かい「ミートソース」がおすすめです.麺に具がからみ,子どもが食べやすいと思ってくれるかもしれません.また,ラーメン,うどん,焼きそばは具材にとろみをつけ,あんかけにすることにより麺に具材がからんで口の中に入れた際の違和感が減少するでしょう.具材の切り方も,麺に合わせ千切りにすることでより一層麺にからんで食べやすいものとなります.成長とともに徐々に咀嚼力がつくと,上手に麺と具材を口の中で処理できはじめますので,まずは口に入れた際の麺と具材の違和感が少なくなる方法を提案しましょう.一方で,なかには麺に具材などがかかっていることを嫌がる子どももいます.その際には,麺類と具材(スープ)を別盛りにすることからはじめてみましょう.最初は具のみ,麺のみと食べ進め,本人が混ぜることに興味をもちはじめたら少しずつ麺類と具材を混ぜ合わせるとよいでしょう.保護者がスプーンにきざんだ麺と少量の具材,スープをのせ,少しずつ口に運んであげることも,麺と具材を一緒に食べるというきっかけになります.また,「ばっかり食べ」では栄養面から心配をされる保護者も多いです.麺類は炭水化物を主成分とする食品であり,エネルギー源として重要ですが,麺類だけからの摂取ではたんぱく質やビタミン,ミネラルなどの栄養素が不足する可能性もあります.麺類を主食とする場合は,野菜やたんぱく質を組み合わせることを意識することで,栄養バランスを整えることができます.まずは,子どもが何に抵抗を感じているのかを保護者からのヒアリングで把握し,アドバイスすることが必要となってきます.

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