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雑誌「診断と治療」2026年 Vol.114 No.7 こんな患者も対象!? 知らないでは済まされない 構造的心疾患(SHD)治療
- 定価:
- 2,970円(本体価格 2,700円+税)
- 在庫:
- 在庫無し
バックナンバー
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掲載論文
ねらい 阿古潤哉
SHD総論
SHDって何?―わが国におけるSHD治療のこれまでの歩み― 原 英彦
こんな症状も治療対象? 症状からみるSHD治療適応患者
心雑音聞いてますか? こんなところにもSHD治療対象患者? 水野 篤
若い女性の脳梗塞? 奇異性脳塞栓症 石津賢一
抗凝固療法継続でよい? 心房細動患者の出血・梗塞 上野博志
繰り返す心不全? 心不全患者にみられる僧帽弁閉鎖不全症 齊藤亜実,出雲昌樹
座ると息が切れる? platypnea-orthodeoxia症候群 赤木禎治
各論:SHD治療 弁膜症
大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療(TAVI)の実際 岩谷俊之,目黒健太郎,阿古潤哉
TAVIはどこまでできる? ―フレイルに対する評価と治療の実際とリハビリテーションの重要性― 志村徹郎
僧帽弁閉鎖不全症に対するカテーテル治療の実際 植田あずさ,天木 誠
SHD治療後患者の抗血栓療法 大槻尚男,山口淳一
各論:SHD治療 脳梗塞予防
左心耳閉鎖術 阿佐美匡彦
卵円孔開存閉鎖術の意義と今後の展望 赤木禎治
各論:その他のSHD治療
成人先天性心疾患に対するカテーテル治療 ―心房中隔欠損症(ASD),動脈管開存症(PDA)― 笠原智大,金澤英明
経皮的中隔心筋焼灼術(PTSMA) 秋田敬太郎,前川裕一郎
今後の展望
外科手術も進歩している ―カテーテル治療の普及で求められる外科手術の付加価値― 田端 実
SHD診療の今後の展望 竜﨑俊亘,林田健太郎
連載
弁護士が答えます! 法律相談クリニック
医療訴訟の時効について 笹山桂一
SHD総論
SHDって何?―わが国におけるSHD治療のこれまでの歩み― 原 英彦
こんな症状も治療対象? 症状からみるSHD治療適応患者
心雑音聞いてますか? こんなところにもSHD治療対象患者? 水野 篤
若い女性の脳梗塞? 奇異性脳塞栓症 石津賢一
抗凝固療法継続でよい? 心房細動患者の出血・梗塞 上野博志
繰り返す心不全? 心不全患者にみられる僧帽弁閉鎖不全症 齊藤亜実,出雲昌樹
座ると息が切れる? platypnea-orthodeoxia症候群 赤木禎治
各論:SHD治療 弁膜症
大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療(TAVI)の実際 岩谷俊之,目黒健太郎,阿古潤哉
TAVIはどこまでできる? ―フレイルに対する評価と治療の実際とリハビリテーションの重要性― 志村徹郎
僧帽弁閉鎖不全症に対するカテーテル治療の実際 植田あずさ,天木 誠
SHD治療後患者の抗血栓療法 大槻尚男,山口淳一
各論:SHD治療 脳梗塞予防
左心耳閉鎖術 阿佐美匡彦
卵円孔開存閉鎖術の意義と今後の展望 赤木禎治
各論:その他のSHD治療
成人先天性心疾患に対するカテーテル治療 ―心房中隔欠損症(ASD),動脈管開存症(PDA)― 笠原智大,金澤英明
経皮的中隔心筋焼灼術(PTSMA) 秋田敬太郎,前川裕一郎
今後の展望
外科手術も進歩している ―カテーテル治療の普及で求められる外科手術の付加価値― 田端 実
SHD診療の今後の展望 竜﨑俊亘,林田健太郎
連載
弁護士が答えます! 法律相談クリニック
医療訴訟の時効について 笹山桂一
ねらい
近年,日常診療において「構造的心疾患(structural heart disease:SHD)」という言葉を耳にする機会が増えてきました.SHDとは,心臓弁膜症や先天性心疾患など,血管以外の心疾患をまとめて指す用語です.これまで,これらの疾患に対する根本的な治療には,開心術などによる大きな負担を伴う外科手術が必要でした.しかし,近年の医療技術のめざましい進歩により,カテーテルなどを用いた低侵襲な治療法が次々と実用化され,SHD治療は大きく様変わりしています.かつては開心術のリスクが高く,治療の対象と考えられなかった高齢者や低心機能の患者,あるいは再手術となる患者などに対して,これらの低侵襲治療は大きな変革(希望の光)をもたらすようになりました.
一方で,いかに優れた低侵襲治療が存在しても,その恩恵を患者へ届けるためには,一般診療の最前線に立つ先生方による「適切な疾患の疑いと専門医への紹介」が不可欠です.心雑音の聴取をはじめ,若い女性の奇異性脳塞栓症,心房細動患者における抗凝固療法継続のリスク,繰り返す心不全に潜む僧帽弁閉鎖不全症,あるいは坐位での息切れ(platypnea orthodeoxia症候群)など,日常の診療のなかにはSHD発見の端緒が数多く潜んでいます.
本特集では,大きく進化しつつあるSHD治療について,わが国のエキスパートの先生方に解説いただきました.総論としてSHD治療のこれまでの歩みを振り返り,一般診療のなかからどのように対象となる患者をみつけるべきか,具体的な症状や病歴を交えてご教授いただきました.さらに各論として,大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁留置術(transcatheter aortic valve implantation:TAVI)やフレイル評価,僧帽弁に対するカテーテル治療,左心耳閉鎖術や卵円孔開存閉鎖術といった脳梗塞予防策,成人先天性心疾患の治療から,外科治療の進歩〔minimally invasive cardiac surgery(MICS)など〕や今後の展望に至るまで,網羅的に取り上げました.
本特集が,先生方のSHDに対する理解を深め,1人でも多くの患者が適切な治療へとつながるための一助となれば幸いです.
北里大学医学部循環器内科学
阿古潤哉
一方で,いかに優れた低侵襲治療が存在しても,その恩恵を患者へ届けるためには,一般診療の最前線に立つ先生方による「適切な疾患の疑いと専門医への紹介」が不可欠です.心雑音の聴取をはじめ,若い女性の奇異性脳塞栓症,心房細動患者における抗凝固療法継続のリスク,繰り返す心不全に潜む僧帽弁閉鎖不全症,あるいは坐位での息切れ(platypnea orthodeoxia症候群)など,日常の診療のなかにはSHD発見の端緒が数多く潜んでいます.
本特集では,大きく進化しつつあるSHD治療について,わが国のエキスパートの先生方に解説いただきました.総論としてSHD治療のこれまでの歩みを振り返り,一般診療のなかからどのように対象となる患者をみつけるべきか,具体的な症状や病歴を交えてご教授いただきました.さらに各論として,大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁留置術(transcatheter aortic valve implantation:TAVI)やフレイル評価,僧帽弁に対するカテーテル治療,左心耳閉鎖術や卵円孔開存閉鎖術といった脳梗塞予防策,成人先天性心疾患の治療から,外科治療の進歩〔minimally invasive cardiac surgery(MICS)など〕や今後の展望に至るまで,網羅的に取り上げました.
本特集が,先生方のSHDに対する理解を深め,1人でも多くの患者が適切な治療へとつながるための一助となれば幸いです.
北里大学医学部循環器内科学
阿古潤哉