株式会社 診断と治療社

診断と治療 最新号

  • わが国の内科総合誌のパイオニアで,数ある総合誌のなかでも抜群の安定性と評価を誇る.
  • 新進気鋭の編集委員を迎え,最新情報を盛り込み読みごたえ満点.連載企画も充実.
  • 増刊号も毎回シャープな切り口と実臨床に役立つ内容が大好評.
  • 2色刷のビジュアルな誌面で読みやすい.

雑誌「診断と治療」2026年 Vol.114 No.9 ガイドライン2025で何が変わった!? 骨粗鬆症の診かた 一問一答

定価:
2,970円(本体価格 2,700円+税)
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掲載論文

ねらい   小川純人

骨粗鬆症の基礎評価と診断のポイント
 Q1 骨粗鬆症の診断基準は? どこに注意すべき?   今井教雄
 Q2 どの患者に骨密度測定(DXA)を勧めるべき?  鷹見洋一
 Q3 FRAX®などの骨折リスク評価ツールはどう活用すればよい?  飯高世子
 Q4 日常診療で見逃しやすい骨粗鬆症患者の特徴は?  矢可部満隆
 Q5 骨密度以外で骨折リスクを評価する方法は?  矢可部満隆
 Q6 骨粗鬆症患者の転倒リスク評価はどう行う?  大高洋平,北村 新

基礎疾患・年齢・患者背景に応じた骨粗鬆症診療
 Q7 慢性疾患患者の骨粗鬆症管理は?  金沢一平
 Q8 骨粗鬆症の家族歴がある場合,いつから対策をはじめるべき?  牧田和也
 Q9 閉経後女性に対する骨粗鬆症予防のポイントは?  牧田和也
 Q10 高齢者の骨粗鬆症治療で気をつけるポイントは?  東 浩太郎
 Q11 男性の骨粗鬆症は女性とどう違う? 診療のコツは?  東 浩太郎
 Q12 骨粗鬆症患者に推奨される運動療法は?  新井智之
 Q13 グルココルチコイド使用患者の骨粗鬆症管理は?  隅川舞子,岡田洋右
 Q14 骨粗鬆症とフレイルの関係は?  浦野友彦
 Q15 骨粗鬆症患者の歯科治療で注意すべきことは?  田口 明
   
骨粗鬆症治療薬の使いかたと注意点
 Q16 初回骨折を防ぐためにどの薬剤を選ぶべき?   川口修平,中前稔生,沖本信和
 Q17 骨粗鬆症治療薬の副作用にはどう対応する?  小山卓摩
 Q18 骨粗鬆症治療の中断や休薬はどう考える?  塚本 学,沖本信和
 Q19 骨粗鬆症治療薬の選択で考慮すべき他の薬剤との相互作用は?  野津雅和
 Q20 骨粗鬆症治療薬の投与期間はどれくらいが目安?  髙士祐一

骨粗鬆症の予防と患者指導
 Q21 骨粗鬆症の一次予防は何からはじめればよい?  浦野友彦
 Q22 ビタミンDやカルシウムの補給はどのように判断・指導する?  上西一弘
 Q23 骨折した患者の再骨折を防ぐには?  渡邉 剛
 Q24 骨粗鬆症とサルコペニアはどう関連している?  細井達矢
 Q25 患者指導でよく聞かれる質問とその答えかたは?  宮尾益理子
 Q26 骨粗鬆症の検診は?  吉村典子
 Q27 骨粗鬆症患者の栄養状態はどう評価し,改善する?   松元知子,辻 秀美,本庶祥子
   
社会背景とガイドライン改訂の意義,多職種連携
 Q28 地域連携や多職種協働でできる骨粗鬆症対策は?  中藤真一
 Q29 骨粗鬆症の治療目標はどこにおくべき?  竹内靖博
 Q30 骨粗鬆症の診療ではどのような診療報酬が算定できる?  本間政人

連載
弁護士が答えます! 法律相談クリニック
 無料求人広告トラブル  清水 徹

臨床例
 家族への詳細な病歴聴取が診断につながったGFAPアストロサイトパチーの1例  神澤佑実,吉田くに子,伊藤あゆみ,平山結佳子,堀口昇男,佐藤浩子,岡 大典,塚越設貴,池田佳生,小和瀬桂子

ねらい

 超高齢社会を迎えたわが国において,高齢者の骨折はADL/QOLや生命予後に及ぼす影響が大きく,骨粗鬆症の予防や治療対策は介護予防や健康寿命の延伸を目指す観点からも重要な課題となっている.高齢者においては,転倒リスクの増大や骨強度低下を認めることが多く,加齢に伴う骨折リスクの増大も認められる.また最近では,筋骨連関などの臓器連関の解明,治療薬の開発などが進み,骨粗鬆症の予防・診断・治療において大きな進展,パラダイムシフトが認められている.こうしたなか,日本骨粗鬆症学会,日本骨代謝学会,骨粗鬆症財団より『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2025年版』が刊行され,システマティックレビューに基づくエビデンスの評価・統合が行われ,新しい概念や項目が加えられることとなった.
 本特集では『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2025年版』の内容をふまえ,骨粗鬆症診療に関する最新知識や実践的内容を中心に一問一答形式で章立てを行い,各分野をリードする先生方よりわかりやすくコンパクトに解説いただいた.その際,「骨粗鬆症の基礎評価と診断のポイント」「基礎疾患・年齢・患者背景に応じた骨粗鬆症診療」「骨粗鬆症治療薬の使いかたと注意点」「骨粗鬆症の予防と患者指導」「社会背景とガイドライン改訂の意義,多職種連携」と,テーマ・トピックスごとにまとめて取り上げることとした.これにより,骨粗鬆症の予防,診断,治療や患者指導,多職種協働などについて,『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2025年版』の改訂ポイントや実臨床での活用を含め,体系的な理解が深められるものと期待される.
 本特集が,骨粗鬆症診療におけるリスク評価ならびに予防・診断・治療アプローチのアップデートにつながり,最新ガイドラインの知見を活用した診療の実践,研究の端緒となれば幸いである.

東京大学大学院医学系研究科老年病学
小川純人
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